風通しの悪い会社

2011年3月23日   カテゴリー: 日記
先日の私のブログ、「風通しの良い会社」を読んだという友人が、『私が
最近まで勤めていた会社では、社長の許可なしに、社員が勝手にそんなこと
したら、後で社長になんて言われるか、考えただけでも恐ろしい』と話してくれた。

友人は、前からしたかった仕事ができるということもあり、仕事を辞して、
期待に胸を膨らませて転職。ところが、入社後間もなく、社長をはじめ、
上司や先輩から数々のハラスメントを受け始め、ついに体調をくずし退職。
まさに勇気ある撤退を敢行した友人が言うことだけに信ぴょう性があると言える。

もし実際にそういうことが起こり、その結果、たとえ彼女が恐れているようなことに
ならなかったとしても、そこで働いていた(または働いている)社員が、自社の
社長のことをそんな風に思ってしまうような会社は、決して「風通しの良い会社」
とは言えない。むしろ、「風通しの悪い会社」ということになるだろう。

残念なことに、今の日本社会には、まだまだそういう企業も多いようだ。


ひょうご仕事と生活センター メルマガ3月号(第10号)

2011年3月17日   カテゴリー: メルマガ

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───────────────────────<2011年3月17日発行>

「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
~センタースタッフ奮闘記~

─────────────────────────────────

ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
フォロー等の支援を行っています。

個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
どうぞ、お楽しみください!!

尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
お手続き願います。

登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20110317

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第10号
発行日:2011年3月17日木曜日(月刊)
発行 :財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

─<目次>─────────────────────────────

1.はじめに
2.事例紹介  「女性活躍が必要不可欠な時代へ」
3.北尾真理子のコラム 「真理子のひとりごと」
4.セミナー、イベントなど各種ご案内

─────────────────────────────────

このたびの東北地方太平洋沖地震で被害を受けられた皆様に謹んでお悔
みとお見舞いを申し上げます。
一日も早い復旧・復興と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

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●1.はじめに
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ダイバーシティ(多様性)やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の
調和、以下WLB)の講演をすると、時々、参加者の方から、次のような
ご質問を受けることがあります。

「ダイバーシティやワーク・ライフ・バランスの推進について話を聞く
と必ずと言っていいほど横文字が出てくるのですが、これって横文字を
使わないといけないという意味なのでしょうか」と。

このようなご質問に対して私は、「いいえ、そのような事は決してあり
ませんが、ただ、時にはこれらの言葉を耳にされることもあるでしょう
から、その時に、そう言えば、ダイバーシティというのは“多様性”と
いう意味だと聞いたことがあるな、確かダイビングとは関係ないって話
していたよな、と一種の知識として頭の片隅に置いといていただければ
よいと思います」とお答えしています。

講義の中でも、「何もダイバーシティやWLBなどと、突然、空から降っ
てきたような難しい言葉を使わなくても、各企業や組織で掲げておられ
る企業理念や経営理念、社員の行動規範のようなものの中に、ダイバー
シティやWLBの推進に関係のある言葉が使われていることが結構あるは
ずです。その中から、社員の方たちにとって親しみのある言葉を見つけ
出してお使いください」とお話しています。

私がダイバーシティコンサルタントとして3年間にわたり協働させてい
ただいているパナソニック電工様では、創業者の松下幸之助氏が経営理
念の一つとして掲げられた『衆知経営』という言葉が広く知れ渡ってい
ます。

松下幸之助氏は、「自分は衆知を集めながら経営をやってきた。衆知経
営をやってきたおかげで松下は成功したのだ」という話をよくされてい
たそうです。

衆知とは、文字通り”たくさんの人たちの知恵”、すなわち多様な人たち
の知恵という意味です。

私がかつて勤めていた現P&Gジャパン株式会社の企業理念にも『すべての
個人を尊重する』という言葉が掲げられています。

社員の行動原則にも、最初に『私たちは、全ての個人を尊重します』と
いう言葉が出てきます。

これはまさに、個人の多様性を尊重し、活かすということです。

このように、各企業が掲げている企業理念の中にはダイバーシティやWLB
に関する言葉が出てくるはずだと思います。

皆様のお勤めになられている企業や組織の理念を一度じっくり見直して
いただければ、何かこれらに関連する言葉が見つかるのではないでしょ
うか。

そのように、慣れ親しんだ言葉を使ってダイバーシティやWLBの推進活
動を進めていかれることが、そこで働く社員の方たちにとって、より腑
に落ちやすい、わかりやすいものとして、持続性のある活動になるもの
と思います。

ただ、冒頭にも書きましたように、少なくとも私の話を一度でもお聞き
くださった方には、ダイバーシティやWLBという言葉も頭の片隅に記憶
しておいていただければ幸いに思います。

最近、WLBは、かなり多くの方が聞いたことがある言葉になってきている
ようですが、ダイバーシティのほうは、まだまだ知れ渡っていないよう
です。

ダイバーシティコンサルタントという肩書きも併せ持つ私に対して、冗
談ではなく「ダイビング関係のお仕事ですか」とお尋ねになる方もいま
だにおられますので……。

読者の皆様のご意見、ご質問等をお待ちしております。

このメルマガに対して、皆様から生のお声が届くことをスタッフ一同、
心から楽しみにしています。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20110317

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●2.事例紹介  「女性活躍が必要不可欠な時代へ」
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最近、訪問先で、「女性に10言う(頼む)と気遣いが入って12くらい
(の出来具合で)で返ってくる」、「資格も女性は1回で取ってくる」
などの女性の活躍に関する話題をよく耳にします。

もうひとつは、これからの超高齢社会を意識した人ごとではない介護問
題。

近い将来、社員が仕事を中断せざるを得ない日が来ることを心配する声
です。

こうした時代に対応すべく、女性の活躍推進や優秀な人材定着への関心
が高まっています。

しかし、活躍が期待されている女性が働き続けるためには様々な課題が
…。

先日、当センターが開催した公開セミナ―、「女性営業社員活躍推進セ
ミナー」は、昨年度に続き好評で、参加者アンケートでも「仕事と家庭
を両立されている生の声が聞けて良かった」「今後に生かしたい気づき
があった」という回答をたくさんいただきました。

また、昨年10月には、「大丈夫~HAPPYママ・キャリアプラン」という公
開セミナーを県内数か所で開催。

出産を機に、仕事を辞めるか続けるか、また再就職するためには…とい
った内容で、自分の周りにいる支援者を確認し、同じ悩みをもつ女性同
士の交流の場として、講師の実体験を聞きながら、自分の現状や今後の
ことを考える時間を共有していただきました。

最近では、育児に積極的に参加するイクメンが増えてきたとはいえ、多
くの女性は、結婚や出産で、それまでとは違う状況に置かれ、体を休め
る時間や子どもと過ごす時間が必要となります。

それはとても幸せな時期であると同時に、様々な葛藤と決断を強いられ
る時期でもあります。

今は出産直前まで働き続ける方が多いでしょう。

両立の不安から始まり、産休前の業務引き継ぎはいつ頃行うのか、同じ
部署に戻れるのか、また復帰時の保育所の確保や子どもが病気になった
時はどうするのか、といった様々な課題が壁となり、仕事を辞めるか続
けるか、復帰するならいつからなのか、悩んでいる人が多いというのが
現状です。

働き続けたいママ向けのセミナーを数か所で開催した結果、面白い発見
がありました。

ある地域では、「どうしたら夫に家事や育児の協力をしてもらえるか」
という話題が中心で、別の地域では、「夫のほうがむしろ家事や育児に
積極的で理解があり、色々なことを一緒に考えてくれるが、育休期間が
終わりに近づくにつれ、今しかない子どもとの時間が捨てがたく、仕事
への復帰時期を延期するかで悩んでいる」といった内容が中心でした。

また、他の地域では、「時間管理をどうしたらいいのか」という質問が、
どのグループからも出ました。

もともと夫の協力はアテにしていない様子で、仕事を続けることで作業
が増える中、効率良く日々の生活を過ごすには時間をどうやりくりして
いくかという事が共通課題でした。

同じ県内でも夫婦の協力の仕方に地域差が出てきたことに驚きました。

男性のなかには、家族との時間を面倒なもののように感じている方もお
られるようですが、それはじっくり家族と接する時間を今まで持ててい
なかったからかもしれません。

家事・育児への男性の参加が、タイムマネジメントやコミュニケーショ
ンといった仕事に必要な能力と連動するという話を聞かれた事がある方
もおられるでしょう。

女性が働くことが当たり前の世の中になり、今後、更に進むと言われて
いる少子高齢化社会では、家族が協力、分担していく体制は必要不可欠
です。

イクメン、カジダンという言葉が生まれ、時代の変化に戸惑うこともあ
ると思います。

人は現状を維持したいという気持ちを無意識にもっているようですが、
今こそ考え、変化に対応するための準備を整える時期ではないでしょう
か。

(こちらに登場したセミナーにご関心のある方は”北尾組ブログのスタ
ッフのつぶやき”http://diversity-kitao.co.jp/comments/?mg=20110317
をご覧ください。

橋尾知理
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/hashio/?mg=20110317

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●3.北尾真理子のコラム「真理子のひとりごと」
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最近、ある方から面白い話を聞きました。

洋式トイレが初めて日本に入って来た時、その方は思われたそうです。
「こんなもので用が足せるのか?!」と。

ところが、それから数十年経った今では、なんと多くの人が洋式トイレ
を愛用していることか!

よもやこんな日が来ようとは思われなかったそうです。

今では、高齢者はもとより、若い人たちにも、子どもたちにも、和式よ
りも洋式のほうが使いやすいと、重宝されているではありませんか?!
最近の子どもたちは、和式では用が足せないという話も聞きます。

今までに無かったものが入ってきた当初は、誰もが疑心暗鬼となり、
排他的な気持ちになり、まずは拒絶したくなるものかもしれません。

でも、いざそれが日常生活に浸透し始めると、こんな便利なものはない、
と、当初の疑心暗鬼な気持ちはどこかに消え去るようです。

ダイバーシティやワーク・ライフ・バランスに対しても、今はまだ疑心
暗鬼な気持ちをもたれる方が多いかもしれません。

でも、そのうちいつかきっと、洋式トイレのように、これがなくてはや
っていけないと言われる時代が到来するのではないでしょうか!

その日が来ることを信じて、『「出来ない」を「出来るに」』をモットー
に日々ひたすら前進あるのみです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●4.セミナー、イベントなど各種案内
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■随時募集中

1) 北尾真理子と学ぶダイバーシティとワーク・ライフ・バランス

センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社を訪問し講演いたし
ます!

参加者の皆様から「ワーク・ライフ・バランスの、本来の意味を再確認
できて、良かった」などのうれしいコメントを多数いただいております!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。この機会にぜひお申込み下さい!

2) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス

当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
の会社や労働組合を訪問し、講演いたします!

播州弁で語るアツい口調が大好評!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。

永年携わっていた労働運動をはじめ、多様な経験に裏打ちされたアツい
話をぜひお聞きください。

【お申込み】
詳細・お申込みにつきましては下記ホームページをご参照ください。
1) 北尾真理子と学ぶダイバーシティとワーク・ライフ・バランス
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20110317

2) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20110317

注) 1. 講師派遣にかかる謝金、旅費はセンターが負担いたします。
2. 兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

─<編集後記>───────────────────────────

皆様、第10号はいかがでしたか?

寒い寒いと背中を丸めていた日々から徐々に春らしい気候へと変わって
きていますね。

すなわち花粉の季節到来…。

この季節、悩まされる方も多いのではないのでしょうか。

数年前から花粉症の一員となった私。

今季の花粉に打ち勝つべく、万全の装備で臨みたいと思っています。

さて先日、22年度の締め括りとなる公開セミナー「両立社員を部下に持
つ管理職対象セミナー」を神戸市内で開催しました。

株式会社クオリア代表の荒金雅子氏にご講義いただきながら、育児や介
護など様々な事情のある社員を抱える管理職ならではの課題について、
グループに分かれてディスカッションを行いました。

両立社員の評価方法や周囲の社員への配慮、仕事の割り振り等、様々な
課題と共に、両立社員が組織にいることにより、ロールモデルが増える、
仕事の段取りが良くなり効率が上がる、といったメリットも多く見つか
りました。

セミナーの最後は、管理職から部下の方に宛てた手紙を一人ずつ作成し
ていただきました。

限られた時間でしたが、両立社員を部下に持つ管理職ならではの課題を
共有していただき、グループディスカッションを通して、課題解決の糸
口を見つけていただけたのではないかと思います。

ライフスタイルは変わっても、いつまでも前向きに働き続けて欲しいと
いう部下の皆さんへの熱い思いを体感できた、素敵な時間を共有させて
いただきました。

2011年度もセンターでは様々なイベントを実施いたしますので乞うご期
待ください!

引き続き、ひょうご仕事と生活センターをどうぞよろしくお願いいたし
ます。

川村愛子
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kawamura/?mg=20110317

━<発行>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
ホームページ  http://www.hyogo-wlb.jp/?mg=20110317
ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20110317

バックナンバー http://diversity-kitao.co.jp/category/backnumber/?mg=20110317

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風通しの良い会社

2011年3月17日   カテゴリー: 日記

11日の大地震発生以来、テレビではどの番組も連日、関連ニュースを流している。
多くの惨状を伝え続けるニュース。それは報道に携わる人たちの使命なのだろうが、
見ていて、本当に胸が一杯になる。
孤立していた方が救出された、家族と再会できたなどといった
不幸な中にも明るいニュースに涙し、いまだに家族と連絡が取れない、
救出されたが食べ物もない、水もない、寒さに耐えられないなど、
避難所のきびしい現状を伝えるつらいニュースにも涙し続ける日々…..。

そんな中、数日前に見たニュースの1シーンが、職業柄か、印象に残った。
それは、ある小売店の男性店長らしき人が、店に残っていた灯油を、
被災された方たちにお一人10リットルまで、店の在庫が切れるまで
無料で配給しているというニュース。
テレビのインタビューに答えるその男性は、「いやぁ、これ、実は、社長の許可、
取ってないんですよ。こんなときだからこそ、私1人の判断でやっちゃいました。
これでもし社長に叱られることになっても別にいいやと思って…」と苦笑されていた。

テレビのインタビューで発表したのは賢明だと思った。
これを見て叱る社長はまずいないだろう。もしいたとしたら、その社長の、
リーダーとしての資質が問われることになるだろう。きっと、このニュースを見た
多くの人は、なんて素晴らしい従業員さんのいる会社だろう、と思う筈。そして、
その会社の世間での評判はグッと上がること間違いなし。

その男性は、社長に叱られてもいいと話されてはいたが、もしかしたら、
実際のところは、こういう時に、こういう行動を自分が取っても、うちの社長は
叱らないはず、という確固たる自信をおもちだったのではないだろうか。
彼の会社では、ある程度の決断は、現場社員に任せるという方針で
社員を育成され、経営をされているのではないだろうか。

きっと、風通しの良い会社なんだと思う。そして、こういう会社こそ、
リスクマネジメント(危機管理)も得意なのでは、と思った1シーンであった。


東日本大震災に思うこと(パート3)

2011年3月14日   カテゴリー: 日記

今回の大震災、被災された方たちは本当にお気の毒だと心が痛む。
諸外国の新聞にも、多くの激励の言葉が掲載されている。
「日本国民は、必ずこの大惨事から立ち直る力を持っている」との記事も。

東レ経営研究所特別顧問の佐々木常夫氏がご著書にも記され、講演でも
いつも伝えられている言葉を思い出す。
『運命を引き受ける』というもの。これは、彼のお母様が、いつも
口にされていた言葉だったそう。

本当に、被災地の方たちのお気持ちを思うと、無責任にこのような言葉を
発してよいものかと思いつつ、あえてご紹介した。どれだけ悔しがっても、
悲しんでも、怒っても、既に起こってしまったことは、自分の運命として
受け入れざるを得ない。

また、ある人が、昔、教えてくれた言葉も思い出した。
「人間は、自分の身に起こることをすべてコントロールすることはできないけど、
起こったことに自分がどう対処していくかということだけは、自分でコントロール
できるはず」というもの。

助かった方たちは、一様に、「命があっただけ良かったと思わないと」、
「家族がみんな無事で再会できたことだけで幸せ」などと、
インタビューに答えられていた。それらの言葉に、
運命を引き受けようとされている強い思いを感じ、頭が下がる思いがした。
『運命を引き受ける』とは、運命に呑み込まれるという意味ではないはず…。
この言葉には、与えられた運命を引き受けるものの、それに負けることなく、
真っ向うから立ち向かって進んで行こうとする意欲が感じられる。

被災地の皆様、どうか運命に押しつぶされることなく、立ち上がって
前に歩き出してください、と願わずにはいられない。
また、今回の大惨事を引き起こした目に見えない力があるとしたら、
その力に対して、今、私は祈りたい。
被災された皆様に、その勇気を与えてくださるようにと….。


東日本大震災に思うこと(パート2)

2011年3月14日   カテゴリー: 日記

この大震災が日本の経済に与えるダメージも計り知れない。
今朝から、関東では節電のための計画停電が始まったようだ。
昨夜から、百貨店など小売店も営業時間を短縮し、午後6時には
閉店しているところも多いとのこと。
都内に勤める親戚からも、今日と明日は自宅待機するように言われた
との連絡あり。

昨夜のニュース番組で、ある小売店幹部の方がインタビューに
応じられている様子が放映されていた。多分、記者さんからの質問は、
営業時間が短くなることによって売り上げに悪影響が出ないかというもの
だったのだろう。その方の答えは、「確かにきびしいものはありますが、
こういう事態だからこそ、協力は止むを得ない」というもの。

果たして、本当にきびしいのだろうか? 阪神大震災時の自分を思い返すと、
このような大惨事が起こった時には、生活必需品以外の買い物にはなかなか
出かける気持ちになれなかった。通常通りの時間、営業していたところで
どれだけの売り上げにつながるのだろうか….。

私が幼少の頃は、すべての百貨店の営業時間は午後6時までで、おまけに
週に一度は定休日が….。平日にだが、近隣の百貨店同士、定休日が
重ならないように工夫されていた。それでも、当時、周りにいる大人たちが
消費者として、それを不便だと文句を言っていた記憶はない。
いったい、いつの間に定休日はなくなり、営業時間が遅くまで延長されて
しまったのだろうか。

長時間、営業していれば、光熱費もかかるし、そこで働く方たちの人件費も
余計に多くかかることになる。資源にも限りはあるし、そこで働く人たちの
ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の充実も大切だ。今こそ、
従来の営業の仕方や働き方を見直す時機に来ているのではないだろうか。

ひと昔前に、多くの日本企業に週休2日制が導入され始めた頃、果たしてそれで
ビジネスが成り立つのだろうか、と疑問視する方も多かったと聞いている。
でも、週休2日制にしても健全にビジネスを存続されている企業は多い。

限りある資源を使い切ってしまい、大停電などといった、それこそ大変な事態が
発生しないためにも、今、国民の一人ひとりが、考え方を変える時だと思う。
「出来ない」という思い込みを払拭し、「出来る」に変えるために、私たち
一人ひとりが意識を変えられるように、目に見えない、何か大きな力に
背中を押されている気がする。(パート3に続く)


東日本大震災に思うこと(パート1)

2011年3月14日   カテゴリー: 日記

この度の大地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

まるでCGで作られた映画の一場面のようなシーンが、繰り返し、
テレビのニュースで流されている。それを見るたびに、
映画だといいのに、これは現実に起こったことなんだと思うと、
本当に胸が痛む。涙なくしては見られない…..。
16年前の阪神大震災のことを思い出さずにはいられない….。

暖房のきいた自宅で、家族もペットも一緒に、着る物にも食べ物にも
困らないでいられることに、改めて感謝の気持ちがわいてくる。
何事もなければ、当たり前のこととして、つい見過ごしてしまうこと。
こんなに恐ろしく、また、悲しいきっかけがないと気づかない自分は、
なんてちっぽけな人間なんだろう……。

被害を受けた方たちは、皆さん一様に、「なぜ今?」、「なぜ、ここが?」、
「なぜ私たちが?」と、答えの出ない質問を自問自答し続けておられる
ことだろう…..。私にも、その答えは見つからない。 ただ一つ思うことは、
何か、私たちの力が及ばない部分にある、目には見えないとてつもない
大きな力が、私たち人類すべてが、この地球上で今まで散々繰り返し続けてきた
“わがまま”に対して、戒めを与えるつもりで作用したのではないか、ということ。
資源には限りがあるという、誰もが知っているはずの、そんな簡単なことに、
このような大惨事が起こるまで気づかない。そんな大変なことに気づかず、
私も含めて、自分さえ良ければ、という気持ちで“わがまま”を繰り返し続けて
きた。 自分も含めて、つくづく人間のおろかさに気づかされる。
自然の驚異の前では、人間など何もなすすべはない。そのことを、まざまざと
見せつけられた気がする。(パート2に続く)


「大丈夫」じゃないっつうの!!

2011年3月10日   カテゴリー: 日記

最近の日本国民のマナーの悪さについて、既に何度かブログには
書いているが….。また、また、そういう残念なシーンに遭遇!
昨日の夕方、電車の中のできごと。
移動中の電車の中、前に座っている人に電話がかかった。
マナーモードにされていたのは感心だが、その後が良くない。

あたりに響く高い声で話が始まった。電話をかけて来た相手の声までは
聞こえないが、応答で相手が何を話したか想像できることもある。
一連の挨拶の後、「うん、大丈夫よ」と返事している。多分相手が、
「今、話してても大丈夫?」ときいたのだろう。
携帯電話が普及してから、ほとんどの人が、まず尋ねることだと思う。

それに対して、「うん、大丈夫よ」とは何事だ!その応答をきいた私は、
声を大にして突っ込みを入れたくなった。「大丈夫じゃないっつうの!」と。

電源オフ車両でこそなかったが、通話禁止の電車の中。正面に立つ私。
何度かその人の顔を見つめてみる。明らかに私の視線には気づいている様子。
だが、一向に切ろうとはせず、そのまま周りを気にすることもなく話し続ける。
たいして急を要する用件でなさそうなことは、応答から判断できる。

話し中、何度も車内放送が流れ、かけた人にも、相手が今電車の中だという
ことはわかりそうなものなのに….。でも、「今、話しても大丈夫よ」と
言われた以上は、かけた相手も特に気にしないものかも。 それとも、
類は類を呼ぶ、ということなのだろうか…..。

ついに電車は駅に到着。席を立ってもまだ話し続け、混みあった出口に
向かって進んで来られた。私もそこで降りるので、一瞬、隣り合わせに。
その瞬間、勇気を出して言ってみた。「電車の中、通話はダメですよ」と。

それでもまだ話をやめない。そのまま、地下通路を歩きながら延々と
話し続けている。地下道ゆえ、エコー効果もあり、響きわたるひときわ高い声。
その駅で、私と同じように、別の線に乗り換えた後も、まだ話し続けるその人。
結局、次の駅に到着する間際まで、ずっと話し続けていた。
疲れた~。


感受性は若さのバロメーター

2011年3月4日   カテゴリー: 日記

2日朝のこと、TVのワイドショーを見ながら朝食を食べている母を
ふと見ると、目に涙を一杯ためているではないか!
「どうしたん?」と訊くと、「日航ジャンボ機、最後の飛行やて」と母。
「……?」と目が点になる私。気を取り直して、
「日航ジャンボに、なんか特別な思い入れでもあったん?」と訊くと
「うううん、別になんもない」と平然と答えるではないか。
「はぁ….?!」と驚く私に、
「だって、パイロットや乗務員や整備士の人ら、みんな泣いてはるもん」と答える母。
思わず感情移入をしてもらい泣きをしたようだ。
最近は、ニュージーランド地震のニュースを見るたびに、母娘二人して何度も
涙を流していたものだが、まさか、さよならジャンボのニュースで泣くとは….。

しかし、ここでハタと思い出したことが…..。
加齢と共にだんだんと喜怒哀楽を感じる気持ちが薄れてくる、という話を
聞いたことがある。泣いたり、笑ったり、怒ったり、という喜怒哀楽の感情を表現
できるということは、若さの証拠(=活力がある証拠)だそうだ。
母のかかりつけの心療内科の先生もそうおっしゃっていた。実際、
去年春から秋にかけて数ケ月間、老人性ウツを発症し、苦しんでいた時の母は、
不安感から泣き出すことこそしばしばあったが、当時はテレビを見ることもなく、
最愛の愛猫チャップリンの相手もせず、笑うこともほとんどなく、
何かに腹を立てて怒り出すこともなかった。

楽しい時、面白い時に思いっきり笑えること、
悲しい時、つらい時に思いっきり泣けること、
理不尽なことに対して思いっきり怒れること、
これって、感受性が豊かってことで、即ち、若いって証拠なんだよね。
人一倍感受性の強い母、気持ちはまだまだ若いということで、ひと安心だ。


ランチタイムの感動

2011年2月26日   カテゴリー: 日記

今週の23日のこと。ランチタイムに一人で駅ビルの中にあるカフェに入った。
案内された席は入り口からは少し離れていたが、背中側は通路。
植木がならべてあり、通路から丸見えという位置ではないが、
駅ビルの1階なので、通路の先には外との出入り口がある。
距離はあるというものの、人が出入りするたびに背中に冷たい風が….。

そこで店員さんに、『席、替わってもいいですか? この席、背中に風が
あたってちょっと寒いんです』と伝えた。そして、お店の入り口には近いが、
直接、外からの風はあたらない席に移動。

この後のシーンが私がちょっと感動したこと….。
ランチタイムなので、その後も次々とお客様が入ってこられる。
お一人でお越しの場合は、私が最初に案内された席が二人がけなので
そこに案内することになっているようだ。

店員さんの応対を見るともなしに見ていると、彼女は、その席に
お客様を案内する前に、必ず、『外からの風があたるみたいで少し
寒いかもしれませんが…』とひとこと声をかけておられるではないか。
私が席を替わりたいと言った理由をちゃんと頭にインプットされ、
ひとこと声をかける、その姿を見て、なんて気配りの出来る方だろう、
と感動した。彼女は、常にベストを尽くして、ご自分の仕事を全うしようと
されているのだろう。

たびたびブログにも書いているが、誠に残念なことに、昨今、世の人々の
マナーや気配りが欠落しているように感じることが多い。日本古来の
おもてなしの文化はどこに行ってしまったのだろう…..。
一流サービスが売り物の高級ホテルのレストランでも、最近、行き届いた
サービスが見られなくなり、残念に思った経験もあるが、
駅ビルの1階にあるカフェの店員さんの接客態度にいたく感動した次第。


ひょうご仕事と生活センター メルマガ2月号(第9号)

2011年2月17日   カテゴリー: メルマガ

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───────────────────────<2011年2月17日発行>

「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
~センタースタッフ奮闘記~

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ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
フォロー等の支援を行っています。

個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
どうぞ、お楽しみください!!

尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
お手続き願います。

登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20110217

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第9号
発行日:2011年2月17日木曜日(月刊)
発行 :財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

─<目次>─────────────────────────────

1.はじめに
2.事例紹介 番外編
~当センターきっての詩人でありアーティストでもある岩本龍平が皆様
に熱く語りかけます~<第3号続編>
3.北尾真理子のコラム 「真理子のひとりごと」
4.セミナー、イベントなど各種ご案内

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●1.はじめに
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2月3日、神戸商工会議所ならびに兵庫県経営者協会主催、ひょうご仕事
と生活センター後援による「ワークライフバランス推進フォーラム」が
開催されました。

前半は、株式会社東レ経営研究所のダイバーシティ&ワークライフバラ
ンス研究部長渥美由喜氏が、「企業戦略としてのワークライフバランス」
というタイトルで基調講演をされ、後半は、「中小企業こそワークライ
フバランスを」というテーマでパネルディスカッションが行われました。

ワークライフバランス(以下WLB)推進の先進企業として当センターとも
ゆかりのある株式会社協同病理の小川社長、株式会社神戸デジタル・ラ
ボの永吉社長、丸正建設株式会社の北浪専務のお三方に加わり、私もパ
ネリストの一人として参加させていただきました。

パネリストの皆様は異口同音に、「特に先進企業と呼ばれるほどのこと
はまだ出来ていない、ただ当たり前のことをしてきただけ」などと謙遜
されていましたが、まだ出来ていないというご発言自体が、他よりは進
んでいるという何よりの証拠ではないかと思います。

実際に聞いた話ですが、時には、先進企業として表彰された企業にお勤
めの方から、審査員に対して、「なぜうちのように残業の多い会社が選
ばれるのか解せない、選考基準がおかしいのではないか」などといった
厳しいご意見が寄せられることもあるそうです。

WLBの実現を完璧に実践できている企業は、国内にはまだ数が少ないと
思います。

しかし、先進企業として選ばれ、それがおおやけにされた以上、もう後
戻りは出来ません。

たとえいくつかの改善点をかかえていたとしても、ひとたび表彰されれ
ば、それを徐々に改善していくことを期待されます。

したがって、たとえまだ完璧でなくても表彰されるということは、それ
なりの意義があるのです。

表彰された企業で取り組まれている事例を広く公表することにより、他
企業にも水平展開できる可能性があるからです。

完璧ということは、その時点で成長が止まるということにもなり得ます。

複数の企業が、日々、試行錯誤を繰り返しながら、WLBの実現推進を目
指し、着実に取り組んで行かれることが社会を変えるきっかけになるも
のと信じています。

更にパネリスト三社に共通していることは、いずれも組織におけるダイ
バーシティ(多様性)の活用を大切にされているということです。

渥美氏も話されましたが、企業がダイバーシティやWLBを推進するため
には、経営者レベルの方のお考えをトップダウンで組織全体に周知する
ことが必要不可欠ですが、それにもまして重要なことは、組織を支える
方たちによるボトムアップの活動です。

ボトムアップの働きかけができる組織は、そこで働く社員一人ひとりの
ダイバーシティを尊重されている、いわゆる風通しのよい、働きやすい
組織だと言えるのではないでしょうか。

パネリスト三社は、どちらかというとWLB実現を推進しにくい業種だと
渥美氏も認めておられました。

困難な状況の中、WLBの実現推進は「出来ない」という思い込みを払拭
し、「出来る」環境へと変えていこうと努力を続けられていることに心
から敬意を払いたいと思います。

このような企業がますます増えていくことを願い、当センターがその
一助を担えればと願ってやみません。

読者の皆様のご意見、ご質問等をお待ちしております。
このメルマガに対して、皆様から生のお声が届くことをスタッフ一同、
心から楽しみにしています。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20110217

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●2.事例紹介 番外編
~当センターきっての詩人でありアーティストでもある岩本龍平が皆様
に熱く語りかけます~<第3号続編>
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目の前にそびえたつ高くて厚い壁。
しっかりと閉ざされた扉。

こんにちは。
ひょうご仕事と生活センターの相談員の岩本です。

今日は、皆様に、ワーク・ライフ・バランス(以下WLB)という、とても
素晴らしい贈り物をお届けにまいりました。

開け放たれた扉もありますが…奥の部屋までは入れません。

ひとつの扉の中に招き入れられたとしても、私の前には、いくつもの扉
が続きます。

WLBという素晴らしい贈り物を、とても断ることが出来ないくらい魅力
的な提案に包んでお届けするのが私の仕事です。

「良すぎて、断るにはあまりに惜しい提案」(※)を!あなただけへの
プレゼント!

前回、最初の扉には「WLBに興味を持たない」のカードが、2番目の扉に
は「WLB問題の存在に同意しない」(※)のカードが掛かっていました。

次は、3番目の扉に向かいます。

3番目の扉には「解決策だけがいつも問題を解決するとは思わない」の
カードが掛かっています。

いろんな人たちの声が聞こえます。

「WLB推進に取り組むのは良いが、本当にそれで、問題を解決できるの
か?」

「目前の目的は、売り上げを上げることなんだ!」

「そもそもWLB推進は、今までの働き方を否定するものなんだろう!」

「それで、競争に勝つことが出来るのか!」

「WLBを推進すると生産性が上がるというが、本当に業績向上に効果は
あるのか?」

「この不況下でWLB推進なんてコストがかかって、かえって経営が苦し
くなるのでは?」

「休暇を増やしたり、労働時間を削減したら、仕事が進まなくなってし
まうのでは?」

「うちの会社には女性社員はいないから、WLBなんて関係ない?」

「経営が厳しいこの時期にWLBだって? 個人の幸せより企業経営が優
先でしょう」

「WLBはLife優先で、Workをおろそかにすることでは?」

「WLBは福利厚生施策の1つなんでしょう?」

「WLBって子育て支援のことでしょう? 独身社員にシワ寄せがこない
の?」

「WLBはWorkとLifeが50%ずつってこと?」

「ノー残業デーが推進され、仕事が終わらなくても退社します。区切
りのいいところまで仕事をしてから退社した方が効率がよいのでは?」

「残業が問題視され、一生懸命働いている人が働きづらくなりました。
一生懸命働く人が批判の対象になることが理解できない」

「今までプライベートを犠牲にして、多くの成果を求めて働いてきた
私たちには不公平な感じさえあり、素直に納得できない」

「プライベートが充実すると、仕事がうまくいくというのは本当なの
か?公私の生活時間にはどのような関係があるのか?」

「若いうちに仕事の基礎固めをするべきだと言われる。
それなら、新入社員はWLBを実現推進する必要はないのか?」

延々と続くWLBに対する疑問…

いろいろな疑問に対して、WLBの伝道師としてお答えする用意はありま
すが、WLBの捉え方って、要は心のバランスのことではないでしょうか。

梅が咲き、春めくこの季節、こんな生き方もあるのです。

「坂村 真民の詩」

日の昇るにも手を合わさず、月の沈むにも心ひかれず、
あくせくとして一世を終えし人のいかに多きことぞ。

道のべに花咲けど見ず、梢に鳥鳴けど聞かず。
せかせかとして過ぎゆく人のいかに多きことぞ。

二度とないこの人生を、いかに生き、いかに死するか、
耳をかたむけることもなくうかうかとして、
老いたる人のいかに多きことぞ。

川の流れにも風の音にも告げ結う声のあることを知ろうともせず、
金に名誉に地位に狂奔し終わる人のいかに多きことぞ。

私達と一緒に今一度、WLBの本来の意味や必要性について考えてみませ
んか?

先月号でもお伝えしましたが、遠慮は無用です。

WLB実現に関するご依頼がある限り、多種多様なご提案を準備し、あな
たの元にお伺いします。

※(稲田公夫著作:TOC革命「変化に抵抗するプロセス」より一部引用)

岩本龍平
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/iwamoto/?mg=20110217

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●3.北尾真理子のコラム「真理子のひとりごと」
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関西から東京に転職した友人から聞いた話です。

転職先の職場で働く人たちは、珍しく全員が関東出身者だそうです。

働き始めてすぐに職場の先輩に言われたそうです。

「あなたは言葉がヘンだから、しばらくは電話には出なくていいから」
と。これってハラスメントですよね。

私なんかと比べたら、言葉遣いもとても丁寧で、聞き上手だし、お客様
への対応もきちんとそつなくこなせる人なのに…。

それに、電話をかけてくる人がすべて、関東出身者とは限らないのに。

関西出身の人なら、関西弁アクセントでの応答に、むしろ懐かしさを
感じるかもしれないのに…。

方言があることと心のこもった電話応答ができるかどうかということは
全く別問題だと思います。

話を聞けば聞くほど、友人の職場は、ダイバーシティ(多様性)が活か
されていない職場のようです。

彼女一人の力で、職場の雰囲気を変えることは至難の業だと察します。

先月のメルマガにも書きましたが、「勇気ある撤退」という言葉があり
ます。

この言葉、彼女にも贈りたいと思います。

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●4.セミナー、イベントなど各種案内
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■両立社員を部下に持つ管理職の方へのお知らせ

3月3日(木)、神戸市内で両立社員を上手にサポートする管理職対象セ
ミナーを開催いたします。

育児や介護との両立、その他様々な事情をかかえながら勤務されている
両立社員の能力を最大限に引き出すために、部下の気持ちや考え方、ま
た、管理職として直面する課題の共有や解決方法に関するヒントを、皆
さんで一緒に考えませんか?

当日は株式会社クオリア代表取締役の荒金氏を講師にお迎えし、講義と
ワークにより進めていただく予定です。

ご興味のある方はひょうご仕事と生活センターまでご連絡ください。

【 日 時 】 平成23年3月3日(木) 14:00~17:00
【 講 師 】 荒金雅子氏(株式会社クオリア代表取締役)
【対 象 者】 両立社員を部下に持たれている管理職の方、あるいは、今
後、持たれる可能性のある管理職の方
企業または団体で、人事・労務・男女共同参画や両立支援
の業務をご担当の方
【 定 員 】 約30名
※定員になり次第、受付を締め切らせていただきますので、
予めご了承ください。
【 締切日 】 平成23年2月28日(月)
【 URL  】 http://bit.ly/hZTy8I

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■随時募集中

1) 北尾真理子と学ぶダイバーシティとワーク・ライフ・バランス

センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社を訪問し講演いたし
ます!

参加者の皆様から「ワーク・ライフ・バランスの、本来の意味を再確認
できて、良かった」などのうれしいコメントを多数いただいております!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。この機会にぜひお申込み下さい!

2) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス

当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
の会社や労働組合を訪問し、講演いたします!

播州弁で語るアツい口調が大好評!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。

永年携わっていた労働運動をはじめ、多様な経験に裏打ちされたアツい
話をぜひお聞きください。

【お申込み】
詳細・お申込みにつきましては下記ホームページをご参照ください。
1) 北尾真理子と学ぶダイバーシティとワーク・ライフ・バランス
http://diversity-kitao.co.jp/category/event/2010/11/kitao/?mg=20110217

2) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
http://diversity-kitao.co.jp/category/event/2010/11/hojo/?mg=20110217

注) 1. 講師派遣にかかる謝金、旅費はセンターが負担いたします。
2. 兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

─<編集後記>───────────────────────────

皆様、第9号はいかがでしたか?

暖かくなったと思えば、帰宅時間には寒くなったりと不安定な気候が続
いていますが暦の上ではもう立春です。

年が明けてからというもの、瞬く間に日々過ぎてゆき、気付けばもう、
年度が終わろうとしています。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去ると言いますが、本当にその通りだと
実感。
職場も日常生活も、限られた時間の中で、いかに効率よく仕事を進めて
行くのか…
上手く割り振りしなければ追いつかないここ最近です。

さて先日、昨年に続き、センター主催の
【女性営業社員活躍推進セミナー】http://bit.ly/gWXGFl
が開催されました。

仕事と育児を両立されながら働き続けられている方お二人をゲストにお
迎えし、ご自身の体験談や営業職ならではの醍醐味、育休中の過ごし方
や、管理職として部下との接し方などをお話しいただきました。

中でも、個人的に一番私の胸に響いたお言葉は、「仕事に対していかに楽
しさを見つけ出せるか」、「辞めたい時は3歩下がって自分を見つめ直す」
というもの。

業務が重なるとついつい見失いがちになりますが、これって職種や業種に
関係なく、人生にとっても言える事ですよね…

ゲストのお二人、また参加者の皆さまも、前向きに人生に取り組まれてお
り、イキイキしたお姿がとても印象的でした。

私自身、スタッフであることを忘れてしまいそうな、充実したひとときで
した。

川村愛子
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kawamura/?mg=20110217

━<発行>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
ホームページ  http://www.hyogo-wlb.jp/?mg=20110217
ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20110217

バックナンバー http://diversity-kitao.co.jp/category/backnumber/?mg=20110217

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