2016年もあっと言う間に、ひと月経過!

2016年2月5日   カテゴリー: 日記

12月に『余白を楽しめる』タイプになりたいとブログに書いた。
余白を楽しみながら、ブログのアップ数をもっと増やせたらと
思っていたのだが、1月はついに一度もアップできずじまい…。

今日は、昨年の10月から、86歳の母と二人で受け始めた
アーツ・セラピー のセッションについて書いてみよう。体の
不自由な母のために、私が尊敬する表現アーツセラピストの
森すみれさんが、花隈から苦楽園口の拙宅まで、毎月一回、
来てくださり、1時間ほどのセッションをしてくだっている。

今日はその初回の体験談を紹介しよう。
別々に渡されたスケッチブックに、お互いに行ってみたいと
思う場所の絵を描くというワーク。
おもむろに母が描き出したのは鳥居と草原と 鹿の絵。
どうやら奈良に行って、鹿と触れ合いたいそうだ。
少し前に、テレビで奈良の観光スポットが放映されていて、
触発されていたらしい。

その結果、奈良に行くことが決定。奈良にお住いの、
昔からの知り合いにも連絡し、奈良でランチをご一緒する
ことに…。彼女と会うのも何年振りのことやら…。それが、
いよいよ今週の日曜日。昨年10月から4ケ月が経過した
ものの、ついに母の願いが叶うことに!

今回、高齢者や障がい者の旅の お手伝いをされている、
NPO法人しゃらくの小倉さんにお供いただくことにした。
彼には、今から6年前の秋に、母と白浜1泊旅行の際にも
お世話になった。以来、須磨の水族館にも連れて行って
いただいたり、ちょこちょこお世話になっているが、
今回は久々の遠出だ。

季節的に少し寒いかもしれないが、鹿は冬眠しないから、
きっと大勢そろって母をあたたかく迎えてくれることだろう。

こうしてアーツセラピーのセッションを受けることで、母の
願望がわかり、母の願いも叶い、私にとっても親孝行のネタが
一つ増えたというもの。アーツセラピーの威力って、やっぱり
スゴイもんだと改めて実感。
11月のセッション、12月のセッション、1月のセッション
でも驚きの体験をしたので、引き続き書いてみたいと思う。


心と体に余裕がなくなるワケ

2015年12月9日   カテゴリー: 日記

昨日のブログで、私が、心と体に余裕がなくなる理由の
一つとして、体調不良があげられると書いた。
今日は、その他の理由について書いてみよう。

使える時間の割に、やることが多すぎて、
余裕がなくなるときがある。
要介護2の、今月23日に満86歳になる母と
同居していることも、時として不測の事態を
引き起こし、余裕がなくなることに…。でも、
いつなんどき、不測の事態が起こっても困らない
ように、常日頃から、日々の生活に、ある程度の
余裕をもたせておくことが大切なのだと思う。
つまり、余裕がなくなるという状況を作り出して
いるのは、ほかの誰でもない、私自身なのだ。

アーツ表現セラピーを体験してみて、改めて気づいた
ことなのだが、どうやら私は、『余白がこわい』
タイプらしい。
スケジュール管理をしている手帳に白い部分があると、
それ自体に不安はないはずなのに、誰かから何か、
新たなご依頼やお誘いがあると、ついつい、その
白い部分を埋めてしまうのだ。

『手帳が真っ黒だなんて、あり得ないわ!』と言う友人も
何人かいる。私も、手帳に白い部分がたくさんあるほうが
落ち着けるはずなのに、気が付けば、いつの間にやら、
真っ黒くろすけになっている。

1日に一つ以上の予定は入れないという友人もいる。
私はと言うと、一つどころか、3本、4本と予定を
入れることがある。それでもなんとか回っているし、
自分では、これで自分なりに、ワーク・ライフ・バランス
は取れている(と、少なくとも自分は思っている)ので、
ついつい懲りずに同じことを繰り返してしまうようだ。

自分ではなんとか回っているつもりでいても、結局、
その結果、何日間も(時には何カ月も)ブログを更新
できないことになり、その事実が、自分にとっても
新たなストレス源になることも、自らよくわかっている。

長年愛用している、来年3月までの予定が書きこめる手帳を
のぞいてみた。1月、2月、3月は、比較的まだ白い部分が
残っている。来年こそは、この調子で、できるだけ手帳の
白い部分を残してみようと思う。そして、『余白がこわい』
タイプではなく、『余白が楽しい』タイプに変わりたい。


人生、3度目のメス!

2015年12月8日   カテゴリー: 日記

今年も年の瀬が迫ってきた!
することリストに「Blog にアップ!」と書いたまま、
なかなか実行できず、ついに師走を迎えてしまった…。
もっと頻繁にアップしないと、何名いらっしゃるか 、皆目、
見当はつかないが、もしかしたら私のブログを 楽しみに
してくださっている方に申し訳ない、と思いつつも、なぜか、
なかなかアップできない状態が続くまま、時間だけが刻一刻と
過ぎてゆく…。

巷にはカリスマブロガーなる人もいるらしいが、その人の
爪の垢を煎じて飲ませていただかないと、などと思うことも。
私の場合、ブログは、いざ書こうと思うネタがあっても、
心と体に余裕がないと、なかなか実行に移せない。
いったい何が私の余裕をなくすもとなのか、考えてみた。

私が余裕を無くす原因の一つに、まず体調があげられる。
実は、ここ数ケ月、体調不良があり、私のQOL(Qulity of life)
が低迷していた。実は、このブログのタイトルにあるように、
ついに、人生3度目のメスが体内に入ることに…。

11月20日、今年の6月から発症していた右手親指の
付け根あたりの腱鞘炎(通称バネ指)を治すために、
切開手術を受けた。4針縫われ、30日に抜糸するまでは
絶対に濡らさぬようにと言われ、炊事、入浴時は、いつも
ゴム手袋を着用し、左利きではないが、左手に大活躍して
もらった。左手があることに、心底、感謝した。

手術自体は,正味9分で終わったらしい。まだ微妙に
違和感は残っているが、手術前にあった親指の痛みは
すっかりなくなった。TVのリモコンスイッチを、親指で
押すと激痛が走り、おもわずリモコンを落としそうになって
いたのが、今は難なく押せるように…。6月からかれこれ
5ケ月もの間、痛みや不快感があったので、こんなに楽に
なるなら、もっと早く手術すれば良かったなと思うほど、
簡単な日帰り手術だった。執刀は、手の外科専門の先生。

人生3度目と言うからには、2度目、1度目のメスに
ついても話しておこう。1度目は、高校生の時。
虫垂炎の手術。今でもうっすらと傷跡が残る。

2度目は、今から25年ほど前のこと。甲状腺に腫瘍ができ、
切除手術を受けることに。術前検査では多分,良性だと
言われていたが、ピンポン玉級の腫瘍ができ、外から見ても
わかるほどだったし、100%良性かどうかは切ってみないと
わからないとのことで、切除することに…。手術直後の傷跡は、
かなり生々しく、今後一生、タートルネックを着るか、首に
スカーフを巻き続けないとダメかもと思うほどだったが、
今では、首筋に多々あるシワの一本と化している。ただ、
お酒を飲むと、傷跡の一本だけが、うっすらと赤みを
帯びてくる。

3度目の手術が一番軽症で、切られた範囲も狭く、
終わってしまえば、どうということはないが、やはり
体にメスが入るのはいい気がしないものだ。
世の中には怪我や病気で、もっと大変な手術を
受けないといけない方もおられるのだから、こんな程度の
手術で、余裕がなくなるというのも情けないことだ。

体調以外にも、心と体に余裕がなくなる理由はあるのだが、
それについては、また、後日、お話しよう。


今日はハロウィーン!

2015年10月31日   カテゴリー: 日記

あっと言う間に季節は夏から秋に変わろうとしている。
このブログも、8月にアップしたまま、9月はついに
1日も書けないまま、暦は10月に変わり、しかも
今日は10月最後の日。明日からは霜月だ。

今日はハロウィーン。苦楽園口のようなローカルなエリアでも
朝から子どもたちが仮装をして走り回っていた。
子どもの年齢が低い場合、そばに付添いの母親がついて回っている。
もしかしたら仮装をしている衣装も母親の手作りかも…。
本当に親って大変だなぁとつくづく思う。

昔は、日本ではハロウィーンなんて知っている人も少なかったし、
それにまつわる行事も、日本の文化の中では皆無だったのに、
今は、町の小売店でも、9月頃からハロウィーン商戦が展開
されているようだ。

そういうハロウィーン騒ぎまっただ中の今日、西宮北口にある
商業施設、西宮ガーデンズに行ってきた。阪急電車の駅と
つながっている2階の渡り廊下から入ると、ロビーには
きれいに飾り付けがされた大きなクリスマスツリーが1本!
その横には小ぶりのツリーが何本も!
そのすべてに、飾り付けが施されている。
えぇっ!? もうクリスマスなんっ?!
と心の中でつぶやいた。

横の阪急百貨店に入ると、まだハロウィーンディスプレイ
一色で、さすがにクリスマスの雰囲気は見受けられない。
が、明日からはきっとクリスマス一色になるんだろうなぁ。

こうして、日本もどんどん欧米諸国のように、本来は海外に
しかなかった行事を次々と取り入れるようになったんだなぁ、
と今更ながら、時代の流れを感じた次第。
何はともあれ、ハッピーハロウィーン!
まだ、メリークリスマスとは言わないぞ!


かこむ創造フェスタ(7月)に参加して…。<パート2>

2015年8月18日   カテゴリー: 日記

<パート1から続く>

26日は、フェルト作家Naopopoさんがボランティアで協力
してくださり、つんつんアートのブースを出店。

つんつんアートは、前に一度体験したことがあり、
その楽しさは今でも覚えている。
毛糸をただひたすら特別な針でつんつんと突き続けるだけ。
午前中でまだ誰もお客様が来られていないので、
サクラも兼ねて、人生二度目のトライ。

今回は、お気に入りのカエルさんのモチーフで
マグネットを作ることに…。
Naopopoさんが、クマさんのクッキーの焼き型で
耳の部分をカエルさんの目の部分にすることで、
できるんじゃないかなって教えてくださり、
ひたすら突つき始めた。
付き続けること約10分、目、鼻、口もつけて
顔の後ろにマグネットを付けてもらって出来上がり。
完成まで約15分。

そうしているうちに、最初のお客さんが来られ、
大人も子どももつんつん、つんつん、楽しそうに
作業に没頭。途中で飽きてしまう子どもさんもいたり、
逆に、我を忘れて、ひたすら無我夢中に作業を続ける
子どもさんもいたり…。ここでもまた多様性を肌で感じる。

この日は、あいにく午前中だけしかお手伝いできなかったが、
カエルさんのマグネットを手に満足感一杯で帰途についた。

今回のフェスタへの参加は、いつも当法人(下記*参照)の
ために、 並々ならぬリーダーシップとオーナーシップを
発揮し続けてくれているスタッフのMさんを始め、彼女の
声掛けのもとに、各地からボランティアでお手伝いに
駆けつけてくださったアーツセラピーの素晴らしい
お仲間の皆さんのご協力があったからこそ実現できた
というもの。

ほんの少しの間しかお手伝いできなかった私だが、もっと
もっとアーツセラピーに触れる機会を作りたいと、今また、
心を新たにした。そしてもっともっと多くの人たちに
アーツセラピーを知ってもらいたいと切に願う今日この頃だ。

*一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボのHPは、
http://a-c-lab.or.jp をご覧ください。


かこむ創造フェスタ(7月)に参加して…。<パート1>

2015年8月17日   カテゴリー: 日記

7月23日、24日そして26日の3日間、加古川にある
NPO法人かこむが主催されている「かこむ創造フェスタ」に
アートセラピーのブースを出店させていただいた。

昨年6月に法人化した、一般社団法人アーツ・コミュニケーション・
ラボの活動について、機会あるごとにPRをすべく、今回の 出店
となった。加古川在住の当法人スタッフの一人のMさんが、
地の利があることも奏功して、十二分にリーダーシップを
発揮してくれたことで、今回の参加が実現!

23日と24日の2日間は、『マーブリング』体験ブース。
そして、26日は、フェルト作家Naopopoさんご指導の下、
『つんつんアート』体験ブースを出店。

3日とも、終日フルでのお手伝いはできなかったが、
アーツセラピーのお仲間たちが、遠方からの方も含めて、
ボランティアでお手伝いに来てくださった。
お弁当こそ、こちらで準備させていただいたものの、
バイト代どころか交通費も差し上げられない状態にもかかわらず、
喜んでお手伝いくださった皆さんの寛大さと優しさに、
改めて感謝の気持ちで一杯だ。

今回、2日目に、私も生まれて初めての「マーブリング」を体験。
何とも言えない楽しさを体感した。好きな絵の具をバットを
満たした水に垂らし、竹串で掻き混ぜる。もういいかなと
思った時に、紙を浮かべて色をうつす。
絵具は全部原色なのに、紙にうつった色はパステル調になり、
見ているだけで癒される。水に浮かべた紙をひっくり返して
どんな風に柄がうつし出されているかを見る瞬間のドキドキ感。
最近、まれにしか感じないときめきを味わうことができた!

その時々で、水に垂らしてみたいと思う色も違うだろうし、
掻き混ぜる時間の長さや掻き混ぜ方も違うはず。
何度やってみても、仮に同じ色の絵具を使ったとしても、
似た色にはなっても、二度と同じ色のものは出ないはず。
これぞ、まさしくダイバーシティではないかと!

お好みで、色がうつった紙にシールやビーズや貝殻、ひもなどを
貼ったり、絵を描いたりする人もいて、目の前で独創性あふれる
作品が次々と完成していく。大人も子どもも、本当に無心になり、
楽しそうに集中して作業をしている。その姿を見ていると、
こちらも感動する。

中には、いつまでも垂らした絵具をかき混ぜ続ける子どもに、
お母さんが、『もうそんな混ぜないで。汚くなってきてるやん』
と声をかけてしまわれる場合も…。そんな時、ボランティアの
スタッフが、微笑みながら、名言でさりげなく介入する。
『まだ混ぜたいんだよね。まだ混ぜたいみたいだから、もう少し
好きにさせてあげましょう。お母さんの気持ちもわかりますけどね』
という具合に…。その様子を見て、また、勉強になる!

作業をする子どものそばで、ずっと見守るお母さん。
一緒になって作業をするお母さん。
『この子は私がそばにいると嫌がるんです』と言って、
席を外すお母さん。でも、それって本当にそうなんだろうか?
母親の思い込みじゃないのかな、なんて、ふと疑問に思ったり
しながら、ほんの少しの時間でも、参加者が多種多様であること、
そして、その多様性を肌で感じられるという貴重な体験ができた。
本当にアートセラピーって、触れるたびに得るものが多く、
奥深いものだ。<パート2に続く>


Yoga of Voiceのワークショップ(6月)に参加して…。

2015年8月14日   カテゴリー: 日記

いつも同じことを書いているようだが、本当に月日の経過は早い。
もう8月も中旬だ。ブログのアップの頻度が減っていることに
気づきながらも、なかなか落ち着いて書こうという気持ちに
なれないまま、 6月のアップはたったの一度だけ。そして、
7月は ついに一度もアップできぬまま、日にちだけが過ぎ、
ようやく8月中旬に近況報告をすることに…。

5月に少し体調を崩したものの、6月にはなんとか回復し、
アーツセラピーの一つである、Yoga of Voice(ヨガ・オブ・
ボイス、すなわち「声のヨガ」)のワークショップに参加。
6月19日の夜、車で出発し、翌早朝に河口湖に到着。
眼下に河口湖を見下ろし、晴れていれば、正面には富士山
が見えるコテージで、3泊4日の合宿ワークショップ。
講師は、このためにわざわざアメリカから来日のSilvia Nakkach。

彼女は、私が代表を務める一般社団法人アーツ・コミュニケーション
・ラボの理事でもあり、アーツセラピーの分野では長年の実践経験を
もつ森すみれ氏の師でもあり、友人でもある方で、グラミー賞候補にも
上ったほどの優れたSingerでもある。本当にきれいな声の持ち主!

去年6月にも来日し、2日間、京都で開催されたワークショップに
日帰りで参加。その時の心地よい体験を再現したいという思いが募り、
今年も参加することに…。とはいえ、6月19日の夜出発で、帰宅は
23日の深夜となるため、まるまる5夜にわたり、母を一人で残して
行くことに、またしても訳のわからぬ罪悪感が私を襲う。もちろん、
日中は、ヘルパーさんに交代で来ていただけるので心配ないが、
5日の間、夜を独りで過ごすことになる母の不安を思うと、正直、
やや心が痛んだ。ただ、一晩でも猫たちと離れたくない母にとっては
ショートスティに行くという選択肢はない。

かなりの時間、逡巡したものの、この3月にも、母を一人残し、
3泊4日で宮古島に行って来れたんだし、遠方とは言え、今回は
なんといっても陸続きだしと言い聞かせ、参加を決めた次第。

男性3名を含む総勢21名が、シルビアの指導のもと、毎日、朝から
夕方まで声を出したり、体を動かしたりしながら、『声を自由にする』
すべを体得。ヴェジタリアンの人が多いことや合成調味料を使った
食べ物を避けたいという人が多いため、三食とも自炊だ。
自炊のリーダーは、お料理がとってもお得意な森すみれさん。
毎回、余った食材をうまく使いまわしながら、創造性に富み、なおかつ
体にやさしい食事が出され、全員、大満足!
当番制にして、毎食、準備と後片付け役を決めたものの、ワークに参加
しているおかげ(?)で、声も体も自由になっているため、中には
うっかり当番を忘れる人も出る始末。そこは、スタッフの一員である私
や有志の人が応援に入り、なんとかうまく回っていたようだ。

人前で話すことを生業としている私だが、普段は、いかに自由に声を
出せていないかということを、またしても痛感。志を同じくする仲間と
一緒に、安全、安心な環境で自由に声を出すこと、体を動かすことが
こんなにも気持ちの良いものだと、改めて実感した。本当に、この
ワークショップに参加して良かった、とつくづく思う。
日が経つにつれ、他の参加者の表情も、心なしか角がとれ、
どこか丸みを帯びたような感じのやわらかいものに、如実に
変化が表れていた。

母のことが気にかかりながらも、思い切って参加を決められた自分に
感謝! と同時に、気持ちよく私を送り出してくれた母にも感謝の気持ちで
一杯だ!そして、私の人生の幅を、日々、着実に広げてくれている
アーツセラピーと出会えたことにも感謝、感謝だ!


久々に大笑い!

2015年6月4日   カテゴリー: 日記

今年に入って、訃報が続々と届く。
年のせいか、結婚式への参列はめっきり減ってきた。
その分、告別式への参列が増え…。
あまりにも早すぎる同級生の旅立ち、
肺がんを患い長年闘病生活を送っていた親戚の旅立ち、
友人にとって残された唯一の肉親だったお兄様の旅立ち、
昔から懇意にしていた方の不慮の旅立ち、
その他、まだまだ悲しいニュースが次々と…。

テレビのニュースでは、天変地異や海難事故、
殺人事件や大量の情報漏えい事件など、
明るいニュースはめったにないような気がする今日この頃。

そんな中、我が家では久々に大笑いする出来事が…。
最近、巷で話題となっている、歌舞伎役者の片岡愛之助氏と
藤原紀香さんとの恋の噂。
かねてから愛之助のファンである母は心中、穏やかではない。
真相はどうなっているのかと、連日、聞きまくる母。
インターネットに流れるニュースを拾い読みしては、逐次、
母に伝える私。

その中に、愛之助氏が紀香さんの自宅にある酸素カプセルを
体験しに行ったらしいという記事が…。それを母に伝えたところ、
『えっ、なんで酸素カプセルなん? 愛之助、どっか体、悪いん?
息苦しかったから?』と真剣な表情で尋ねる母。
私は、『はぁー?!なんて?!』と母を見つめて思わず絶句。
その後、一人で大笑い。なぜ私が大笑いしているのかがわからぬ母。
酸素カプセルがどういうものか、私の説明を聞き、ようやく納得。
その母も大笑い。

悲しいニュースが続く中、久々に大笑いする原因を作ってくれた
母に感謝だ。


宮古島から無事帰還して早やひと月…。

2015年4月21日   カテゴリー: 日記

23日に宮古島から無事帰還してから、約ひと月が経過。
旅の途中、毎晩、母に電話をかけ、様子を尋ねながら、
身の周りにあふれる自然を肌で感じ、母の居ない空間で
アーツセラピーを通じて知り合った素敵な仲間たちと共に
過ごす時間を満喫。

年中、咲き乱れているというハイビスカスとブーゲンビリア。
聞いたこともないようなきれいな声でさえずる鳥たち。
子どもの頃は、自宅の庭でも簡単に発見できたのに、
今はもう、うちの周りでは、ほとんど見かけなくなった
カタツムリもそこかしこに。
散歩で訪れた海。目に染みる青さ。
あのきれいな風景は忘れられない。
磯だまりで見つけたカラフルな魚たち。
砂浜に座り、みんなでほおばって食べたおにぎりの
おいしいこと! まさに、命の洗濯ができた気がする。

電話では元気そうな声を出していた母だったが、
5日目の午後、帰宅すると、心なしかひとまわり小さく
なったように見えた。やはり5日間、私がそばに居ないと
不安だったのかも…。でも、そう見えたのも束の間。
夜には、よく笑い、よくしゃべりながら、用意した牛しゃぶを
旺盛な食欲で 食べてくれた。

5日も離れていたのだから、できるだけ優しく接してあげようと
思っているのだが、ついつい、いつもの自己中的な物言いに
反論してしまう。直後に イカン、イカンと自省の念にかられる。
友人にこの話をすると、『5日くらい離れたぐらいで、優しくなれたら
世話ないよ」と言ってくれた。少し気が楽に…。

母も宮古島は行ったことがない場所だけに、行きたかっただろうな
と思うと、可哀想な気もしたが、いつか、この埋め合わせを
少しずつでもしてあげればいいか、と自分を言い聞かせる。

留守の間、母のお守りに協力してくれた友人、知人に感謝の
気持ちを抱きつつ、今回の初チャレンジが何事もなく終わった
ことにつくづく感謝する。何事もないようにと、天国から
見守ってくれていただろうと思う亡き父にも感謝だ。

この5日間の旅を終えて、私も母も一歩前進できたとしたら
嬉しい。少なくとも、私の中では、一つのハードルをクリア
できたので、つくづく、思い切って行って良かったと思う。
今夜もヘルパーさんが帰られた後、私が帰宅するまでの
数時間、一人で過ごす母のことは確かに気がかりだ。
でも、5日間、無事に過ごせたんだから、夜の数時間くらい、
一人で過ごしてもらえるはずだと思えるようになれた。
このことは、 自分では、一つの大きな進歩だと思える。
母には黙っているが、これを機会に、これからも、
時には旅に出よう。そうして、程よい距離を保つことも
『頑張らない介護』を続けていくためのコツかもしれない。


いざ、宮古島へ!

2015年3月19日   カテゴリー: 日記

 

今日から4泊5日で宮古島に!
去年6月に設立した一般社団法人アーツ・コミュニケーション・ラボの
メンバーと一緒に行く、初めての旅。宮古島に行くのも人生、初のこと。
毎年秋に、アーツセラピーの先生が開催されている合宿ワークショップの
現地下見がこの旅の目的なので、純粋な遊びの旅ではない。とはいえ、
日頃の出張とは全く違う旅だと いうことは一目瞭然。

実はこの旅、私にとっては一つの大きなチャレンジだったのだ。
母が、2010年に骨折で入院し、その後、老人性ウツを発症し、
要介護4の認定を受けて以来、出張で最長2泊は母を置いて、
家を空けたことは何度かあったが、4泊5日にわたる、母を一人、自宅に
残しての4泊5日の長旅は初めて。

一度は要介護4であったが、多くの方々のご支援と母本人の気力も奏功し、
2011年には、幸い要介護2にまで回復。が、足腰もなかなか自由に動かず、
室内でも歩行器に頼って歩く母が、一人で過ごす時間が長くなることに対して、
日頃から不安を抱くのは当然のこと。 その母を遺して出かけることに、
正直、罪悪感はある。それも、少しではない。

でも、自分のために、私がしたいと思うことができないという状況を、
果たして母は望んでいるのだろうか。それよりも、私は私で、できる限り、
自分がしたいことをできる時にして、その分、母のそばにいる時には、
優しくケアして あげるほうが、長期的な、より良い母娘関係の構築と
継続につながるのではないだろうか、といった自問自答を、旅の話が
出て以来、頭の中で繰り返す私…。留守中、ショートスティに行って
もらうという案もある。実際に、過去に何度かトライもしたが、それらの
体験が、あまりハッピーでなかったことも原因になっているようだが、
最近は、猫たちと離れたくないし、ショートスティはしたくないと言う。

たまたま、幸か不幸か、この5日間(19~23日)、何も仕事が
入っていなかったので、 思い切って出かけてみることにした。
一日でも仕事が入っていれば、行けなかった訳だが、それがなかった
ということは、行ってくるようにという天のお告げのようにも思えた。
いささか身勝手な考え方かもしれないが…。
思えば、2010年の入院以来、出張以外で、友人と1泊2日の旅に
出かけたのは2回だけ。それも近場の滋賀県と有馬温泉…。

2月中旬に、思い切って、宮古島に行こうと決めて以来、 何人かの
友人にも相談し、背中を押してもらった。不在中に母がさびしく
ないように、連日、予定が埋まるように、友人や親せきの協力を得て、
訪問してもらうことをアレンジ。その予定表を作成し、準備万端。

ただ、少しでも母が不安に思う期間は短い方がよいだろうとの思いから、
母に打ち明けるのは3月に入ってからにしようと決めていた。
3月初旬のある日の夕食後、おもむろに『ママにちょっと話があるねん』
と切り出す。不在中の母の予定表を見せ、宮古島行きを発表する私に、母は、
『ふーん、行ったらいいやん』とひとこと。思ったより簡単に事が進み、
正直、ちょっと拍子抜け。案ずるより産むがやすしとはこのことか。
夕食に、母の大好物の、老舗「寿司萬」の美味しいお寿司を用意していた
ことも奏功したかも…。

実は、母も宮古島には行ったことがなく、出発日が迫るにつれ、
『元気やったら私も行ってみたいわ~』と話す母。それを見ると、
ちょっぴり可哀想な気もするが、土産話を楽しみにしておいてもらおう。

アーツセラピーとの出会いがなければ、今回の旅は起こり得なかったわけだが、
アーツセラピーとの出会いが、一歩、前に踏み出す勇気を私に与えてくれた
とも言える。

周りの人には、研修でも、「できない」から「できる」と思えるように、
意識と行動を変えるようにと、いつも偉そうに話している自分が、要介護2の
母を一人残して5日も家を空けることはできないと思い込んでいたわけだ。
今回の旅、私にとっても、行こうという決断をすること自体もチャレンジ
だったし、それを母に打ち明けることもチャレンジだったが、もちろん
一人残る母にとっては、それ以上のチャレンジの筈…。留守中、何事も
起きないようにと、 亡き父の遺影に祈り、いざ出発!