新年、恒例の…

2013年も無事に終わり、新しい年が始まった。
毎年、大晦日に年越しそばを食べる時に決まって、
『この瞬間がたまらなく幸せ』と感極まり、涙する母だが、
今年は少しタイミングがずれたようで、
新年のお雑煮を食べる時に、恒例の嬉し泣きが始まった。
少しの間で泣き止んだが、今年も母は、感情表現豊かに
一年を過ごしそうだ。

なぜ年越しそばのタイミングで泣かなかったかというと
その理由はいたって明白だ。
いつもは煮込んだお揚げさんとかまぼことネギだけ入った、
ごくシンプルなたぬきそばを購入するのだが、今年は、
少し、種類が増えていたため、趣向を変えて、
温泉卵や牛肉入りきんぴらごぼうが入った、いつになく
ゴージャスなバージョンにしてみた。

温泉卵は良かったのだが、きんぴらごぼうがいまいちで…。
母はおそばだと思って食べた所、思いのほか硬いごぼう
(確かに色形はそばと似ている!)だったので、びっくりしたと同時に、
母の歯にはあまりやさしくなかったようで…。
『えぇっ?!これ、おそばと違うやん!硬くてかまれへん』と
ぼやく母。

おまけに温泉卵ときんぴらごぼうを温めずに、そのまま
入れてしまったがために、そば全体の温度が下がってしまい、
(この部分は、単なる調理ミスとも言えるが…。)
残念ながら、はっきり言ってあまり美味ではなかった。

ここでの教訓は二つ。
まず一つ目は、やはり人間、生理的欲求が満たされていないと、
そっちに気を取られてしまい、情緒的なところにまで気が回らない
のだということを改めて認識した。
ということは、私が心を込めて元日に準備した、白味噌仕立ての
お雑煮は美味しかったということか?!(作った本人が言うのも
なんだが、確かに美味であった。)

二つ目は、何事も過ぎたるは及ばざるが如し。
まさに、Simple is best!ということだ。
まだ先の長い話だが、今年の年越しそばは、今回の教訓を
活かし、今まで通りにシンプルなたぬきそばを購入しようと
心に誓った新年だった。


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