これから育っていく人のため…?!

今月初旬、ワーク・ライフ・バランスの講演のご依頼を受け、
洲本に日帰り出張をした時のこと。
洲本に向かうバスの中で目にした光景。
巷は夏休みモード満載のこの時期、場違いとも言える
暑苦しいスーツ姿で、一人、三宮からバスに乗車。

通路を隔てた隣の席には老夫婦。おじいさんは杖をつきながら、
乗り込んでこられた。 そのすぐ後ろに、その娘さんとおぼしき母親。
その隣にはその娘さんが一人。
つまり、老夫婦、娘さん、お孫さんと家族3世代の旅のようだ。

バスが出発してまもなく、隣の席では、早やランチタイム開始。
おにぎりや卵焼き、ウインナーの炒めたものなど、
美味しそうな匂いが漂ってきた。
何分にも席が近いため、見よう、聴こうと意識をしなくても
隣の動きは自然と目に入るし、 会話の声も耳に入ってくる。

おかずの入った容器は前後の席を行ったり来たり。
後ろの席に行っている時に、おじいさんが、
『卵焼き、おくれ』と発言。すると、後ろの娘さんが
『シッ!』と返答。
どうやら、そのおじいさんの発言を、お孫さんの耳には
入れたくなかったようだ。
その次に、おじいさんの隣に座るおばあさんの口から
出た、『これから育っていく人が食べるねん』という言葉に
ちょっとビックリ!

明らかに、これから育っていく人ではないと思われる おじいさんは
我慢して、孫に玉子焼きを譲ってあげようねってことなんだろうけど、
なんだか、かなりヘビーな発言 のように思えた。

拙宅では、たまの外食時、私の好物が出てきたら、母は、
「これ、好きでしょ?あげよか?」と譲ってくれようとする。
小さい頃は、譲ってもらっていたこともあったが、最近は、
「ママ、自分で食べたらいいやん。自然の摂理で言うと、ママのほうが
先に食べられなくなる確率が高いんやから」と答えるようにしている。
すると、母も、「それもそうやね」と言って、納得して自分で食べいる。
これも、はたで見ていると、ヘビーな会話ととらえられるのかも…。


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