上が頼りないと周りが育つ!

この4月から始まった連続テレビドラマ、『鴨、京都へ行く』
京都にある老舗旅館の女将が急死したことをきっかけに、
財務相でバリバリ働いていた宿の一人娘(名前は鴨)が京都に戻り、
周りの人たちに叱咤激励されながら、頭を打ちながら、その赤字旅館を
再建していくといった感じのストーリーだが、結構、面白い。

学生時代から東京で一人暮らしをしていた鴨。
お茶もうまく点てられず、着物も一人では着られず、
掃除をしても、料理を運んでも、接客をしても、失敗ばかり。その都度、
従業員から叱られてばかり。

そんな鴨だが、今週火曜日の放映分で、かたせ梨乃扮する仲居頭に
初めて褒められた。仲居頭の鞠子さんが放ったそのひとこととは、
「お嬢さんにもひとつ、ええとこが見つかりましたわ。
女将が頼りないと周りがよう育つ」というもの。

この言葉、まるで自分に言われたような気持ちに……。
株式会社を設立し、代表取締役社長となって、この6月で丸4年。
『ひょうご仕事と生活センター』で協働する直属スタッフは
現在8名。個人で引き受ける県外の仕事もあるため、同センターへも
毎日は出勤できていない。名実ともに、パートタイム社長だ。

「助けて」と自ら助けを求めて発信する力も、リーダーシップスキルの
一つと、常日頃から研修でも話しているが、まさにそれを、日々
実践しているのが、何を隠そう、この私だ。

何事にも念が入らず、慎重さに欠け、そそっかしいことこの上ない、
超いい加減で大雑把の頼りない私だが、こんな私を陰ひなたとなり、
しっかりと支えてくれる優秀なスタッフがいてくれたからこそ、日々、
なんとか大きな粗相をすることもなく、今日までやって来れたというもの。
皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

当社スタッフは、元来、多様な経験をもち、それぞれに優秀な資質の
ある人材ばかりだが、上に立つ私が頼りないことにより、各自の優秀さに
更に磨きがかかってきたように思う。そして、その状態は、今も
途切れることなく継続している。「上が頼りないと、周りがよう育つ!」
けだし名言!


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