今こそ、ダイバーシティの尊重と活用推進を!

春も間近というこの時期に、残念ながら巷では、
いじめだの、体罰だの、それらが原因で自殺だの、と
なんとも暗いニュースが蔓延している。

「いじめ」というのは、個人がもつダイバーシティ
(多様性、異質性、 個別性、違い)をとりあげ、
その部分をさして批判したり、 仲間外れにしたり、という
ケースが多いように思う。

双子の兄弟姉妹と言えども、元来、DNAは違うわけで、
この世の中に自分と何もかもすべて同じ人間など存在しない。
要するに、周りに居る人たちすべては自分とは異質の人間。
それなのに、ややもすると人は、周りの人も自分と同じであるはず、
あるいは、自分と同じであるべきという先入観をもってしまうようで、
そこがボタンのかけ違いが起こる発端となるわけだ。

まず、周りの人たちは自分と違って当たり前という発想のもとで
人と接することがダイバーシティを尊重する行為の第一歩。
そこからスタートすることにより、型にとらわれない自由な発想も
生まれるというもの。そもそも、自分が正しくて、自分と違う人は
正しくないだなんて、とてつもなく思い上がった考え方ではないか。

前職時代、当時のインド人の社長が紹介してくれた言葉を思い出す。
彼は、この言葉を自分の母親からしょっちゅう聞かされたそうだ。
その言葉は、
”You are not better than anyone else. But, no one else is better than you.”
というもの。訳すと、「あなたは誰かより優れている訳ではない。でも、
誰かがあなたより優れているという訳でもない」という意味。つまり、
意訳すると、「あなたの良さはほかの誰にもないもので、あなただけに
しかない良さ。あなたはあなた、世界にあなたは一人しかいない」 とでも
なるのだろう。

学校でも、家庭でも、子どもがまだ小さい内に、このことをしっかりと
教え込むことにより、今よりいじめは減るのではないだろうか…。
いじめの防止は、ダイバーシティを心底理解することから始まると
言っても決して過言ではないと思う。


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