それってなんか変……。

学生時代から付き合いのある既婚の女友達と、外出を計画する時、
仕事をもつ身ゆえ、平日ではなく日曜や祝祭日に予定させてもらう
こともある。彼女たちの夫は、平日は仕事で、日曜、祝祭日が休み
という人が多いようだ。夫が休みの日に、彼を1人家に残し、妻が
出かけるためには色々と段取りが必要だそうだ。もちろん、妻の方に。

外出時間の長さにもよるが、妻が昼から夜にかけて外出するとなると、
夫が食べる(であろう)昼食と夕食、両方の食事の準備をしてからで
ないと出かけられないという暗黙の了解があるらしい。準備というのは、
ほぼ完成に近い形で支度しておき、後はレンジでチンか、コンロで
温めるかだけすれば、すぐに食べられる状態にしておくことらしい。

もちろんすべての夫婦に当てはまることではないが、少なくとも私の
女友達にはほとんどに当てはまるような感じがする。ちなみに、彼女
たちの多くは、不適切な呼称と言われるかもしれないが、いわゆる
“専業主婦”だ。

幼い子どもや介助が必要な同居者がいたり、夫の体が不自由で、
1人では食事の準備ができないというような状態であれば、妻が
外出前に食事の支度をして出かける必要性も納得できるが、
そうでない場合にも、残される夫のために食事の支度をしてから
出かける妻たちは少なくないようだ。そう言えば、自分もかつて、
結婚していた頃には、なんの迷いもなく同じことをしていたような
記憶がある。

但しこの話、ゴルフやほかの用事で夫自身も外出する場合には
全く当てはまらないようだ。これってもしかしたら、自分を置いて
妻が出かけることを潔しとしない夫の気持ちを汲み取った妻が、
夫に頼まれたわけでもないのに、勝手に気をまわして、1人でして
いることなのだろうか? それとも、夫がそうしてくれと懇願している
からなのだろうか? こういう家庭では、妻が病気やケガで入院
したら夫は一体どうするのだろうか?

ある場所でこの話をしたら、その場にいた人から、こんな話を聞いた。
その人が知っている某家庭では、妻が夫1人を残して泊りがけで
出かけることはあり得ないらしい。その理由は、夫が1人で自宅の
雨戸を閉められないからとのこと。単に力が無くて閉められないのか、
はたまた閉め方を知らないからか、その理由は聞かなかったが、
それってなんか変、と思わずにはいられなかった。

昔から根強く残る『性別役割分担意識』によることなのか、あるいは
女性の意識のもち方によるものなのか、いずれにせよ、それらを
払しょくできるような、男女共に若い内に受けられる教育の実施が、
早急に必要だと思う。


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