母と一緒に水族館

昨日は休みを取り、前からの約束を果たすために、母と、
須磨の水族館に行ってきた。広い水族館を一人で車椅子を
押して回るには、いささか体力に不安があったので、以前も
お世話になったNPO法人しゃらくの小倉さんにエスコートを依頼。

前に1泊2日で白浜アドベンチャーワールドに連れて行って
いただいてから、すっかり小倉さんのファンになった母。
日頃、ひょうご仕事と生活センターのアドバイザーとしてもご尽力
いただいている小倉さん。日々、超多忙で、その忙しい日々の合間に、
1月末に誕生した長女Mちゃんとできるだけ過ごしたいと願われている。
そんな、しゃらくの代表直々にエスコートをしていただくなんて、ホンマ、
もったいないこっちゃと思いながらも、母の“お気に入り”なんで、母に
免じて助けていただくことに…..。

一昨日の夜の母は、まるで遠足前日の小学生のようにはしゃいで、
「なんか、おやつ、買っといたらよかったわ」とまで言い出す始末。
少し遠出をするとなると、必ず、何かおやつを持って行きたい人なのだ。

午後1時に出発。水族館では、須磨にお住いの、母の女学校時代からの
お友達も合流。小倉さん、母の友人、そして母と私の4人で楽しい
水族館めぐり。イルカとゴマフアザラシと触れ合えるコーナーもあり、
それが、今回の母のメインの目的。特別チケット(それぞれ一人200円)を
購入し、イルカのショーを見た後、まずイルカにタッチ、といっても、触れる
のは、ヒレの部分だけ。水槽の縁に両手をかざしていると、その下を
イルカがヒレを上に出すように泳いでくる。向きを変えて、もうひと泳ぎ。
イルカのヒレはかたくて、まるでグラスファイバーのように丈夫そうだ。

その後、ゴマフアザラシとの触れ合いコーナーに移動。水槽の横に
アザラシが上がって休めるコーナーがあり、その横に立ち、背中にだけ
触れることができるというもの。水に濡れているはずなのに、表面は
決してビチャビチャではなく、乾いた感触だ。少し押してみるようにと
係の方に言われ、押すと、結構弾力がある感じ。

どちらのコーナーでも、間違いなく、最年長の母。触れ合いコーナーを
満喫した後の母のひとことは、「イルカとアザラシに触れるなんて、
人生で最初で最後の経験やわ」というもの。もちろん、こういうことって、
そうそう誰もが頻繁にする経験ではないが、82歳で、要介護2の母の
脳裏には、常々、この後どれ位、この世でこうして楽しむことが出来るのか
という考えが浮かんでくるようだ。それを思うとちょっと切ない気持ちに….。
とはいえ、雨にも降られず、カンカン照りでもなく、お天気に恵まれ、
楽しい午後のひとときを過ごせたこと、そして半日間、エスコートをして
くださった小倉さんに感謝しつつ、次はどこに行きたい と言い出すか、
今後の母の生きる意欲に期待している。


カテゴリー: 日記 パーマリンク