嬉しい心配り、再び…..

日曜日、京都まで出かけた。友人が出るお能の会を鑑賞するため、
滋賀県に住むKちゃんと烏丸で待ち合わせて一緒に行くことに。
その前に、烏丸近くにあるKちゃんお勧めのイタリアンのお店、
「トラットリア ラ ヴォーチェ」でランチ。

日曜ということで、しかも3周年記念サービス付きということもあってか、
あっと言う間に多くのお客様でお店はいっぱいに。私とKちゃんは、
1890円のパスタランチにして、お酒も飲まず、おいしいお料理に
満足してお店を出た。

二人で話しながら、しばらく歩き、表通りに出て最初の信号待ちを
している時、お店の店員さんが息をきらして駆け寄ってこられた。
彼は、私たち二人の目の前に、「これお忘れじゃなかったでしょうか」と、
ハンカチと化粧ポーチを差し出す。横にいた友人が、「あぁっ、私の。
どうもありがとうございます」とびっくりしながら受け取った。そして私も
一緒に、「わざわざ、届けてくださりどうもありがとうございました」と
お礼を述べ、頭を下げた。笑顔で会釈をして、走り去る彼。

そのハンカチと化粧ポーチは、化粧室に行くつもりでテーブルの上に出して
いたらしいが、化粧室が混んでいたため、別の場所で行こうと思ったKちゃんが、
しまい忘れて、そのままお店を出て来てしまったらしい。

それにしても財布や鍵などの貴重品ならいざ知らず、ハンカチと化粧ポーチ
なら、後で気づいたら取りに戻って来るだろうと思い、お店によっては、
保管はしていても、その場で、それもほぼ満席といった忙しい時に、
わざわざ店員さんに追いかけさせてまで届けてくれない所もあるのでは、
いや、むしろそういう所のほうが多いのでは、とKちゃんと話した次第。

たかがハンカチと化粧ポーチでも、所有者にとっては大事な必需品。
別の場所の化粧室に入り、さぁ使おうと思った時に忘れたことに気づき、
そこから取りに戻るということは、自分の不注意とはいえ、かなり面倒。
その手間が省けたことは、本当に有り難いことだ。

私たちの歩く方向がよくわかったものだと感心しつつ、後ろから声をかける
こともせず、ひたすら走って追いかけてきてくださった親切な店員さんに
心から感謝。また、彼にそうするように言われたお店の責任者の方にも感謝。
春とはいえ、雨上りの京都の町、半袖Tシャツでは肌寒かったのでは…..。
お料理もとてもおいしかった上に、この嬉しい心配り!
またひとつ、ゆっくりと食事に行きたいお店が出来た。


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