同性婚の公表、会場でかすかなざわめき…..。

今朝の神戸新聞にも記事が掲載されていたが、昨日、神戸 ポートピア
ホテルで開催された、関西日米婦人会の創立35周年の 会に、同会会員
であるアメリカ人の友人に誘われ、ゲストとして 参加した。同会は、
35年前に当時の在神戸の米国総領事夫人により始められた とのことで、
以来、同会会長は米国総領事夫人が就任することになっているらしい。

今回、同性婚を公表されている現在阪米国総領事の パートナーである
男性が新会長に就任されたらしい。新会長のあいさつに続き、来賓として
参加されていた米国総領事が35周年を祝う祝辞を述べられた。
スピーチの中で、彼は、自分のハズバンド(Husband=夫)である
パートナーを会長に選任した同会に対する謝辞を述べられた。
その際に、会場で、かすかなざわめきが起こったことは事実だが、
その場に居た私は、純粋に感動した。

同性愛者であることは別にいけないことではないし、変わっている
ということでもない。ただ単に、多様性の一つである、性的志向と
いう個性の違いだというだけなのに、世間ではまだ、マイノリティー
(少数派)であるために差別される対象になりがちなことは否めない
事実である。これだけ文明が進歩しているというのに、そこで暮らす
人々の意識は文明ほどは進歩していないということで、これは、
ダイバーシティの尊重と活用を推進する活動をライフワークとして
進める者として、とても残念なことだ。

こうした状況下で、在日米国総領事という立場の方が、同性婚 を公表
されたということは素晴らしいことだと思うし、その事実を受容された
上での同会の新会長選任の決断は称賛に価すべきだと思う。ただ、その
話をされている時に、かすかではあるが、会場にざわめきが生じた。
当日は、私のように会員ではないゲストも大勢参加していたようだが、
願わくば、近い将来、そのような話題が出たとしても、ざわめきなどが
起きないような、いわゆるダイバーシティフレンドリーな環境になることだ。


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