“たしなみ”はいずこに…..?

先日、地下街にある公衆のお手洗いで目にした光景。
1人の女性が手を洗っていた。
ハンドドライヤーの横には、「節電のため使用中止」と
書かれた紙が貼られている。
でも、その女性はあきらめずに、手をドライヤーの下に
差し入れていた。もちろん、乾燥機は作動せず…..。

見ると、その女性はバッグも何も持っておらず、いったい
どうするのかな、と思って見ていたら、両手を振り回しながら
お手洗いを出て、地下街を歩いて行った。その後ろ姿を
見送りながら、なんでハンカチ持ってないんやろう、と
思ってしまった。もしかしたら、地下街にある店舗に最近、
勤め始めた方で、トイレにはハンドドライヤーがあるものと信じ、
何も持たずに来てしまったのかもしれない。
でも、お手洗いに行くなら、ハンカチ1枚持って行ってもよい
のではないだろうか。

節電が騒がれ始めた頃、ブログにも書いたが、私は、あの
トイレに設置してあるハンドドライヤーは不要と思っている。
無駄な電力の消費だと思う。

小学校低学年の頃、学校で持ち物検査というものがあり、毎朝、
ハンカチ、チリ紙(年がわかるが、ティッシュの時代ではなかった)
を先生に見せていたことを思い出す。家でも、出かける時に、
「行ってきます!」という私に、母が、「ハンカチ持った?」と、
声をかけてくれたようなこともあった。

ハンカチを持つのは、女性、男性を問わず、人間としてのたしなみの
一つだと思うのだが、それがどこかに消えてしまうのは寂しい気がする。
節電を機に、トイレに限らず、出かける時にはハンカチを持つという
人としてのたしなみが復活するといいなと思う。ハンカチメーカーさんに
とっても喜ばしいことだろう。


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