「イクメン」ならぬ、「イクジイ」とは…..!?

「イクメン」(育児に積極的に取り組む男性)という言葉が出始めて
結構、時間が経っているような気がする。「イクメン」とは、
言うまでもなく、育児をする男性(メン)と少し前からはやっている
「イケメン」(ハンサムな男性)とをかけているようだ。さしづめ、
育児をする男性は、イケテル(かっこいい)男性という意味も、言外に
含まれているのかも…..。

ところが最近は、「イクメン」に加えて、「イクジイ」という言葉も
出てきたようだ。育児をするおじいちゃん(祖父)のことらしい。
育児(イクジ)とおジイさんのジイをかけたつもりだろうが、聞いていて、
なんだか違和感をいだくのは私だけだろうか….。

「イクウィメン」(育児をする女性)とか「イクバア」(育児をするおばあちゃん)
という言葉はいまだに出てこない。これからも多分、いや絶対に、出てくる
ことはないだろう。要するに、育児は、元来、女性がするもの、という
性別役割分担意識が固定観念として多くの人の脳裏にしみついている
ということなのだ。

男性も女性も、性別にかかわらず、共に、積極的に、当たり前のように
育児に取り組む日がくれば、「イクメン」や「イクジイ」などといった言葉
だけが取りざたされてはやることもないだろう。

おりしも、昨日の夕刊に、日本における2010年度の児童虐待相談が
年間5万5千件を超えたというショッキングな記事を発見。
「イクメン」、「イクジイ」などといった言葉が面白がられ、はやるようではなぁ、
と、つい、この国の未来に不安を感じてしまう…….。


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