そんなことまで…..。

先日、大阪に出かけた時のこと。地下鉄の大日駅で、構内アナウンスが流れて
いた。内容は、『皆様にお願いがございます。歩きながらの携帯メールのご使用は、
他の歩行者とぶつかられたりする可能性もあり大変危険ですので、どうかお止め
下さい』というもの。

ついにそんなことまで、構内アナウンスが流れるようになってしまったとは…….。
ちなみに、そのアナウンスが流れている、ちょうどその時、周りを見ると、既に
2~3人の歩行者が、携帯メールを見ながら歩いていた。彼らにとっては、
せっかくのアナウンスも馬耳東風、まさに馬の耳に念仏、というものだ。

阪急電車の中吊りポスターにも、社内での飲食、新聞、音楽鑑賞、お化粧は
他のお客様の迷惑にならないように、ご注意ください』と書いてある。
『迷惑にならないように、お止めください』とは言い切れず、『ご注意ください』と
とどめている所に電鉄会社の苦労がうかがえる….。

数年前に右足先を骨折し、松葉づえ姿で通勤していた時を思い出す。
足が不自由なために、急な進路変更ができない私にとって、全く前を見ず、
一心不乱に携帯メールを見ながら歩いてくる人たちはまるで凶器のような存在。

携帯電話がまだ普及していない時代は、通勤途上では読書する人が
多かった。だからといって、読書しながら歩いている人など、めったにいなかった。
もちろん、本の場合は片手では持ちにくいからかも知れないが、携帯が普及した今、
多くの人が通勤途上で携帯片手に歩いている。後ろから見ても歩く速度が遅い
のですぐわかる。携帯電話の画面を見ているということは、まともに前を見ていない
ということだ。

どれだけ急ぎのメールを読まないといけないのか、どれだけ急いでメールの返信を
しないといけないのか、その人なりに多様な事情はあるかもしれない。でも、
そんなに急いで読みたいのなら、また、そんなに急いで返信したいのなら、
歩きながらではなく、通行人の邪魔にならない場所でしばし立ち止まって読むなり、
打つなりしてはどうだろうか…..。


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