東日本大震災に思うこと(パート3)

今回の大震災、被災された方たちは本当にお気の毒だと心が痛む。
諸外国の新聞にも、多くの激励の言葉が掲載されている。
「日本国民は、必ずこの大惨事から立ち直る力を持っている」との記事も。

東レ経営研究所特別顧問の佐々木常夫氏がご著書にも記され、講演でも
いつも伝えられている言葉を思い出す。
『運命を引き受ける』というもの。これは、彼のお母様が、いつも
口にされていた言葉だったそう。

本当に、被災地の方たちのお気持ちを思うと、無責任にこのような言葉を
発してよいものかと思いつつ、あえてご紹介した。どれだけ悔しがっても、
悲しんでも、怒っても、既に起こってしまったことは、自分の運命として
受け入れざるを得ない。

また、ある人が、昔、教えてくれた言葉も思い出した。
「人間は、自分の身に起こることをすべてコントロールすることはできないけど、
起こったことに自分がどう対処していくかということだけは、自分でコントロール
できるはず」というもの。

助かった方たちは、一様に、「命があっただけ良かったと思わないと」、
「家族がみんな無事で再会できたことだけで幸せ」などと、
インタビューに答えられていた。それらの言葉に、
運命を引き受けようとされている強い思いを感じ、頭が下がる思いがした。
『運命を引き受ける』とは、運命に呑み込まれるという意味ではないはず…。
この言葉には、与えられた運命を引き受けるものの、それに負けることなく、
真っ向うから立ち向かって進んで行こうとする意欲が感じられる。

被災地の皆様、どうか運命に押しつぶされることなく、立ち上がって
前に歩き出してください、と願わずにはいられない。
また、今回の大惨事を引き起こした目に見えない力があるとしたら、
その力に対して、今、私は祈りたい。
被災された皆様に、その勇気を与えてくださるようにと….。


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