東日本大震災に思うこと(パート2)

この大震災が日本の経済に与えるダメージも計り知れない。
今朝から、関東では節電のための計画停電が始まったようだ。
昨夜から、百貨店など小売店も営業時間を短縮し、午後6時には
閉店しているところも多いとのこと。
都内に勤める親戚からも、今日と明日は自宅待機するように言われた
との連絡あり。

昨夜のニュース番組で、ある小売店幹部の方がインタビューに
応じられている様子が放映されていた。多分、記者さんからの質問は、
営業時間が短くなることによって売り上げに悪影響が出ないかというもの
だったのだろう。その方の答えは、「確かにきびしいものはありますが、
こういう事態だからこそ、協力は止むを得ない」というもの。

果たして、本当にきびしいのだろうか? 阪神大震災時の自分を思い返すと、
このような大惨事が起こった時には、生活必需品以外の買い物にはなかなか
出かける気持ちになれなかった。通常通りの時間、営業していたところで
どれだけの売り上げにつながるのだろうか….。

私が幼少の頃は、すべての百貨店の営業時間は午後6時までで、おまけに
週に一度は定休日が….。平日にだが、近隣の百貨店同士、定休日が
重ならないように工夫されていた。それでも、当時、周りにいる大人たちが
消費者として、それを不便だと文句を言っていた記憶はない。
いったい、いつの間に定休日はなくなり、営業時間が遅くまで延長されて
しまったのだろうか。

長時間、営業していれば、光熱費もかかるし、そこで働く方たちの人件費も
余計に多くかかることになる。資源にも限りはあるし、そこで働く人たちの
ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の充実も大切だ。今こそ、
従来の営業の仕方や働き方を見直す時機に来ているのではないだろうか。

ひと昔前に、多くの日本企業に週休2日制が導入され始めた頃、果たしてそれで
ビジネスが成り立つのだろうか、と疑問視する方も多かったと聞いている。
でも、週休2日制にしても健全にビジネスを存続されている企業は多い。

限りある資源を使い切ってしまい、大停電などといった、それこそ大変な事態が
発生しないためにも、今、国民の一人ひとりが、考え方を変える時だと思う。
「出来ない」という思い込みを払拭し、「出来る」に変えるために、私たち
一人ひとりが意識を変えられるように、目に見えない、何か大きな力に
背中を押されている気がする。(パート3に続く)


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