感受性は若さのバロメーター

2日朝のこと、TVのワイドショーを見ながら朝食を食べている母を
ふと見ると、目に涙を一杯ためているではないか!
「どうしたん?」と訊くと、「日航ジャンボ機、最後の飛行やて」と母。
「……?」と目が点になる私。気を取り直して、
「日航ジャンボに、なんか特別な思い入れでもあったん?」と訊くと
「うううん、別になんもない」と平然と答えるではないか。
「はぁ….?!」と驚く私に、
「だって、パイロットや乗務員や整備士の人ら、みんな泣いてはるもん」と答える母。
思わず感情移入をしてもらい泣きをしたようだ。
最近は、ニュージーランド地震のニュースを見るたびに、母娘二人して何度も
涙を流していたものだが、まさか、さよならジャンボのニュースで泣くとは….。

しかし、ここでハタと思い出したことが…..。
加齢と共にだんだんと喜怒哀楽を感じる気持ちが薄れてくる、という話を
聞いたことがある。泣いたり、笑ったり、怒ったり、という喜怒哀楽の感情を表現
できるということは、若さの証拠(=活力がある証拠)だそうだ。
母のかかりつけの心療内科の先生もそうおっしゃっていた。実際、
去年春から秋にかけて数ケ月間、老人性ウツを発症し、苦しんでいた時の母は、
不安感から泣き出すことこそしばしばあったが、当時はテレビを見ることもなく、
最愛の愛猫チャップリンの相手もせず、笑うこともほとんどなく、
何かに腹を立てて怒り出すこともなかった。

楽しい時、面白い時に思いっきり笑えること、
悲しい時、つらい時に思いっきり泣けること、
理不尽なことに対して思いっきり怒れること、
これって、感受性が豊かってことで、即ち、若いって証拠なんだよね。
人一倍感受性の強い母、気持ちはまだまだ若いということで、ひと安心だ。


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