「次は、どこ行く?」(パート2)

いよいよ旅の始まり。前日に母が作ったテルテル坊主のおかげか、好天に恵まれ、
午前9時半に小倉さんが介護タクシーで迎えに来て下さり、いざ出発。
一路、白浜へと快適ドライブ。紅葉がきれいな山の景色に目を細める母。
それを横目に見ながら、来られて良かった、としみじみ思う私….。

白浜アドベンチャーワールドでは、イルカのショーに胸を踊らせ、動物たちの
無邪気な姿を見て童心に返る母と私。ガラス越しとはいえ、双子ちゃんパンダも
思う存分見ることができて大満足。双子ちゃんパンダコーナーの外には大人の
パンダが数頭いたが、あまり相手にされていない様子に、ちょっと気の毒な気が…。
犬と触れ合えるコーナーでは、犬に囲まれ、思う存分犬に触り、動物大好きな母娘
揃って至福のひとときを満喫。

アドベンチャーワールドを後に少し車を走らせ、3年程前にオープンしたという
「海舟(かいしゅう)」という海辺の宿に到着。私たちが泊まった部屋は、洋間で、
床はフローリングのバリアフリー。持参した歩行器で、一人で自由に動き回る母。
ベランダには専用露天風呂があり、目の前には海、という絶景の宿。なかなか
予約が取れないと言われる、素晴らしい宿を早々と確保してくださっていた
小倉さんに感謝。おまけに、母のベッドの横には、小倉さんご持参の特製手すりが
設置され…。そのおかげで、母が起き上がる時の介助は不要。
まさに至れり尽くせりの大名旅行。

翌日は、御坊市内で昔からの知人たちとランチをご一緒し、夕方には無事帰宅。
その直後の母の発言が、「次はどこ行く?」だった。

もちろん、付加価値サービスがある分、やや高価な旅になるが、道中にプロのヘルプが得られるということが、どれだけ心強く有り難いことか….。今までなら、私一人で、宿の手配、運転手、添乗員、そして介助という役目をすべてこなさねばならず、本来ならリラックスできるはずの旅が、逆にストレスのもとになることも正直しばしば。その結果、必然的に、旅先で親子喧嘩が発生したことも一度や二度ではなかった。でも、今回は、私も思う存分ゆっくりと、心行くまで旅行が楽しめた。

前日までは、『大丈夫かな、ちゃんと行って帰って来れるかなぁ』と不安一杯の様子であった母が、着いた日の夜に、『案ずるより産むが易しやなぁ』との感想。
私にとっても、まさに、今年のセンターのモットーでもある、
“「出来ない」を「出来る」に”、を体感できた良い機会となった。

この場をお借りして、小倉さんにひとこと。今回は、本当にお世話になり、
どうもありがとうございました。すっかり小倉さんファンになった母が、
「次はどこ行く?」ですって…..。どうするぅ?


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