ひかえめな飼い主

昨夜のこと。母が寝室に向かいながら、居間にいるチャップリン(我が家の愛すべき
飼い猫の名前)を誘って呼んでいた。

「チャップゥー (チャップリンは、時に略してこう呼ばれる)、あーちゃん (母は、
チャップリンに対しては、自分のことをいつもこう呼ぶ。幼児語で、お母さん、と
言っているらしい。)、もう寝んねするよ~。ベッドにおいでよ~。(この後が、私が
驚いた部分なので太字にした。) もし良かったら~」と。

それを聞いていた私は、思わず、「猫に対してやのに、えらい控えめやねんなぁ」と。
すると、母も、「私も言いながら、なんか変やな、とおもてん」と答え、その後、しばらく
二人で大笑い。

チャップリンは、夜、寝るときは、自主的に母のベッドにくることもあれば、私に
無理やり抱いて来られることもあったり(母の指示によることが多い)、また、
ある時は、途中で勝手にベッドに上がってきたり、ある時は、途中でベッドから下りて
居間や自分のベッドに行ったり、(自力で上がれるくせに、)ある時は私の部屋まで
入ってきて、甘えた声でニャ~と鳴いたり(これは、間違いなく母のベッドに抱き
あげてくれ、というおねだりなのだ)、と日によって様々。

今朝、職場に来て、その話をすると大受けし、ひとしきり、笑いがおさまった時に、
同じく猫を飼っているRyuさんが、「その気持ち、わかるなぁ」としみじみとひとこと。
猫って、飼ったことのある人は良くお分かりかと思うが、本当に気まぐれな生き物だ。
犬なら、名前を呼べば、すぐにとんで走ってくるのがほとんどだと思うが、猫はそうは
行かない。常に、確固たる自分を持ち、その気持ちを大事にしながら行動している
猫たちは少なくないように思う。

それにしても、なんとひかえめな飼い主なんだろう。私に話す時には、
「もし良かったら」などといったひかえめな言葉はいまだかつて耳にしたことがない
ように思うのだが…..。ちなみにチャップリン、私のベッドに来てくれたことは、まだ
一度しかない。悔しい!


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