メルマガ9月号(第40号)

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───────────────────────<2013年9月19日発行>

 「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
         ~センタースタッフ奮闘記~

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 ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
 株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

 私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
 バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
 フォロー等の支援を行っています。

 個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
 どうぞ、お楽しみください!!

 尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
 お手続き願います。

 登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
 アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20130919

 ※当メルマガは毎月第3木曜日に必ず配信しています。
  配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

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 第40号
 発行日:2013年9月19日木曜日(月刊)
 発行 :公益財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
     (当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

─<目次>─────────────────────────────

 1.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
 2.セミナー、新イベントなど各種ご案内
 3.Facebookのご案内
 4.今月のホットトピック
  「○○流ワーク・ライフ・バランスのススメ」
 5.従業員意識調査、相談員による講演のご案内
 6.事例紹介 「WLB実現推進のための手法「TOC思考プロセス」とは」
 7.真理子のひとりごと
 8.助成金のご案内
9.関係機関からのお知らせ
  ~内閣府:働き方を変えて、世界を変える!第2回「カエルの星」
   を募集しています!~~

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●1.ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言制度 宣言企業募集
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 “仕事と生活の調和”実現推進を宣言し、よりよい会社・職場づくりを
  めざしませんか?

 兵庫県では勤労者が仕事と生活の充実を感じ、意欲と能力を十分に発揮
 できるような仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス=WLB)が
 実現できる社会の構築をめざし、今年度から新たに“ひょうご仕事と
 生活の調和推進企業宣言制度”を開始いたしました!!

 この制度は、組織内のWLB実現推進に向け取り組むことを宣言する企業・
 団体を“取組宣言企業”として登録し、ホームページなどで公表いたし
 ます。

 ご登録後は、多彩な専門家で構成する相談員の派遣や、従業員を対象と
 した研修等の開催、職場環境整備に関する助成金の活用や、自組織の
 WLB進捗状況が確認できるwebサイトの利用など、重点的な支援を受ける
 ことができます。

 また、センターの評価指標に基づき、一定の成果や取組実績が認められ
 ると“企業認定”や“企業表彰”の対象となります。

 
 宣言登録までの手順
 1.宣言書の提出:“宣言書”に必要事項を記入・捺印の上、センターに
         提出
 2.登録証の発行:提出内容を確認後、登録証をセンターより発行

 
 ■宣言書や詳細に関しましてはセンターのHPをご覧ください。
 ⇒ http://www.hyogo-wlb.jp/modpage01_2785/

 ■現在、宣言企業として登録されている企業はこちらからご覧いただけ
  ます。
 ⇒ http://www.hyogo-wlb.jp/modtreepage01_2943/

 WLBの推進に取り組まれたい企業・団体の皆さま、
 ふるってご連絡ください!!

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●2.セミナー、イベントなど各種ご案内
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 ■募集中

 1) 平成25年度 最先端企業見学ツアー
   
   平成の大遷宮で沸く島根県でワーク・ライフ・バランスを実践する
   先進企業から学ぶツアー
   ~経営の固定観念を疑うところから始められた、挑戦こそが、従業
    員・地域・企業の未来を育む!~
           
 昨年度は滋賀、石川を訪問しましたが、今年度は、10月24日(木)と25
 日(金)にかけて、島根県での、先進企業見学ツアー(1泊2日)を実施
 いたします!!

 例年通り、夜は参加者同士の交流会を開催予定ですので、異業種の方々
 との情報交換や懇親の機会をお楽しみください。

 【日  程】 平成25年10月24日(木)~10月25日(金) 
        1泊2日のバスツアー
 【訪 問 先】
 
 ■有限会社エヌ・イー・ワークス(講演) 所在地:島根県奥出雲町経
  済産業省による「ダイバーシティ経営企業100選」選定企業。
  多能工の実践により、女性や高齢者の雇用を創出、地域住民とのワー
  クシェアリングを実施。

 ■株式会社ワコムアイティ(講演) 所在地:島根県松江市
  業務プラス‘もう一役運動’で、個人の視野の広がりを会社がバック
  アップ、働きやすさの追求により、定着率・帰属意識が大幅に向上!

 【募集人数】 22名(最少催行人数18名)
 【参 加 費】 24,900円
 (研修費・移動費・宿泊費・1日目の懇親会費・2日目の朝食代・保険料
  込み)※1日目、2日目の昼食代は含まれておりません。

 【お申し込み方法】
 申し込み用紙に必要事項を記入の上、FAXまたはEmailにてお申し込みく
 ださい。

 チラシ兼お申込書はこちら:http://p.tl/beaY

 FAX:078-381-5288/Email:info@hyogo-wlb.jp

 【締 切 日】 平成25年10月15日火曜日

 皆様、ふるってご参加ください!

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 2) 参加費無料!
   兵庫県神戸県民局主催 ワーク・ライフ・バランス
  (仕事と生活の調和)研修
   「ひょうご仕事と生活の調和」推進宣言企業に聞く
    ~推進宣言企業のこれまで、これから~

 昨年と同様に、今年度も※尼崎・神戸・姫路の県下3地域において、ワー
 ク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以下WLB)セミナーを開催い
 たします。

 WLB施策取り組みの鍵は身近なところにあります。
 
 誰もが働きやすい職場環境作りをめざし、一歩先を行くWLB取り組み宣言
 企業の多様な働き方の実践に関する工夫や、課題解決のプロセスといっ
 た具体的な事例を聞けるセミナーとなっています。
 
 異業種である3社の多種多様な事例を参考に、あなたの組織でもWLB実現
 推進に向けた取り組みを始めてみませんか。

 ※(尼崎地域は9月4日に実施済み、姫路地域は11月25日実施予定です)

 【日   時】  平成25年9月27日 (金) 14:00~16:00
 【会   場】  兵庫県中央労働センター 1階 小ホール
 【対   象】  組織の活性化や、WLB実現推進活動に関心をお持ちの
          企業または団体の方々
 【定   員】  70名 ※定員数に達した場合はご連絡いたします
 【パネリスト】
  山城 秀三  氏 (株式会社コープムービング
            管理部人事部マネージャー)
  神尾 真裕美 氏  (株式会社神戸製鋼所 人事労政企画グループ係長)
  甘利 茂夫  氏  (医療法人仁風会 小原病院 事務長)

 【お申し込み方法】
          申し込み用紙に必要事項を記入の上、兵庫県神戸県
          民局まで郵送またはFAXにてお申し込みください。

 チラシ兼お申込書はコチラから
 ⇒ http://web.pref.hyogo.lg.jp/kok03/press/250913_wlb.html

 【お申し込みお問い合わせ先】
  兵庫県神戸県民局 県民室 商工労政課
  〒650-0004 神戸市中央区中山手通6-1-1 神戸総合庁舎6F
  TEL:078-361-8638/FAX:078-361-8589

 【主   催】
  兵庫県経営者協会
  日本労働組合総連合会兵庫県連合会神戸地域協議会
  神戸市
  公益財団法人兵庫県勤労福祉協会
  ひょうご仕事と生活センター
  兵庫県神戸県民局

 皆様、ふるってご参加ください!

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●3.Facebookのご案内
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 当センターのFacebookでは、センターが主催するイベント情報をはじめ、
 多様な働き方に関する情報や先進事例紹介など、ホームページやブログ
 と同様に様々な情報を公開・発信しております。
 
 自組織のワーク・ライフ・バランス実現推進活動の際に、参考にしてい
 ただければ幸いです。

 アカウントをお持ちでない方でも下記URLからご覧いただけます。
 
 Facebookページ名:ひょうご仕事と生活センター
 https://www.facebook.com/WLB.Hyogo

 皆様、是非、ご覧ください。

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●4.今月のホットトピック
 「○○流ワーク・ライフ・バランスのススメ」
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 ※今まで“はじめに”ということで掲載していました北尾主任相談員の
  コラムを、今月のホットトピックとして掲載するようにいたしました。

 
 9月4日午後、尼崎市内でワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、
 以降WLB)の地域セミナーが開催され、稲村市長が、「稲村流ワーク・
 ライフ・バランスのススメ」と題して基調講演をされました。

 市長も講演でお話されていましたが、WLBとは人それぞれ、多種多様な
 形で存在するものです。

 働く人たちが一人ずつ、ご自分の名前をつけた、「○○流WLB」という
 スタイルをもたれることをお勧めします。

 バランスという、英語で“天秤”と言う意味の言葉がついているがため
 に、両者のバランスが保てるように、常に、仕事と生活のウェイトを50
 %ずつにしないとダメという誤解をされる方も多いようです。

 あるいは、WLBの実現とは、残業してはいけない、または、何が何でも
 有休は全部消化しないといけないというように思い込んでいる方もいる
 ようです。

 学識者の中には、WLBのことを、“ワーク・ライフ・シナジー(仕事と
 生活の相乗効果)”や“ワーク・ライフ・インテグレーション(仕事と
 生活の統合)”と言う方もおられます。

 前職の外資系企業では“ベターワーク、ベターライフ”と言っていまし
 た。
 
 つまり、より良い生活を送ることがより良い仕事をすることにつながる、
 また、その逆も真なりで、より良い仕事をすることがより良い生活を送
 ることにつながるという意味で、まさに仕事と生活の両者は分かちがた
 いものだということです。

 当時の社長は、「『全社員が毎朝起きて、今日も元気だ。会社に行きた
 い』という気持ちになれる組織でないとダメだ」とよく話していました。

 人生において、ある時は仕事中心になることもあるでしょうし、ある時
 は生活中心にせざるを得ないこともあるでしょう。

 その時期や期間は人それぞれ異なります。

 稲村市長に「稲村流WLB」というスタイルがあるように、私にも「北尾
 流WLB」のスタイルがあります。

 今の「北尾流WLB」が、来月の「北尾流WLB」とは違っているかもしれま
 せん。

 組織に多様な人材が混在するように、各個人が理想とするWLBの実現ス
 タイルは人それぞれ違って当然です。

 自分が理想とするWLBの実現パターンを、自分とは異なる周りの人たち
 に押し付けることはできません。

 人々の価値観が多様化している今、自分がされて嬉しいことが周りの人
 たちにとっても嬉しいことかどうかはわからないものです。

 WLB実現推進活動に取り組む時に大事なことは、「~であるはず」、
 「~でなくてはならない」、「~であるべき」という枠にとらわれた考
 え方をしないことです。

 とは言え、組織で一緒に働く人たちが一人ひとり、自分たちが理想とす
 るWLB実現に向けて、わがままに好き勝手し放題になってよいというこ
 とではありません。

 
 組織がWLB実現推進活動に取り組む際は、活動に取り組んだ結果、どう
 いう組織にしたいのか、どういう職場をつくりたいのか、そこで働く個
 々人がどうなりたいのか、というビジョン(なりたい姿、めざすべき姿)
 を確立し、そこで働くすべての人たちが各自の行動原則に則り行動する
 ことを共通認識として周知徹底し、共有し合っておくことが肝要です。

 その上で、個人が、各自のライフステージに応じたベストな「○○流
 WLB」というものを実現できるようにすれば良いのです。

 明確なビジョンがそこで働く人たち全員に共有されていない組織では、
 いくら仕事と生活の両立のための支援制度が十分に整っていても、制度
 を利用する人、利用する必要がない、あるいは利用しにくいという場合
 も含めての利用しない人、各人各様の思惑が複雑に絡み合い、時には衝
 突し合い、ぎくしゃくしてくる可能性があります。

 WLB実現推進活動に取り組まれる際には、共通のルール(行動原則)と
 ゴール(めざすべき姿)に基づき、自分流WLBの実現を掲げ、推進して
 いく必要があります。

 誰かが誰かの都合で決めたWLBではなく、今の自分が自分の都合で決め
 た「自分流WLB」の実現を考えてみませんか?
 
 組織を挙げて、そこで働く人たちが各自、理想とする「○○流WLB」と
 はどういうものかについて考える時間をつくられてみませんか?

 
 北尾真理子
 ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
 株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
 ダイバーシティ コンサルタント
 プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20130919

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●5.従業員意識調査、相談員による講演のご案内
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 1) 従業員意識調査の実施
   仕事と生活のバランス調査~

 仕事と生活のバランスに関する職場環境や従業員の意識・ニーズ等を、
 当センター調査・研究チームが調査いたします!!

 「あなたの会社は仕事と生活のバランスが取れているか?」「仕事満足
 度、会社への帰属意識はどのくらいあるか?」といった調査依頼に対し
 て、現状のヒヤリング後、企業のニーズに合わせた調査票を設計し、従
 業員の方々を対象としたアンケートを実施します。

 実施後は、分析結果のまとめと今後の提言内容を書き加えた調査結果報
 告書をご提供し、当センター相談員より改善に向けた様々なご提案をさ
 せていただきます。

 既にご用命いただいた企業・団体からはご好評をいただいております!!
 この調査と提案はすべて無料ですので是非ご活用ください。

 詳細・お申し込み方法は、下記URLをご参照ください。
 

 ■お申し込みフォーム
 URL:https://sites.google.com/site/hwlbnetwork/shi-shito-sheng-huobaransu-diao-zha

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 2) 北尾真理子と学ぶダイバーシティ(多様性)と
   ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)

 当センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社・組織を訪問し、
 講演いたします!

 参加者の皆様から「ダイバーシティとワーク・ライフ・バランスの関係
 やそれぞれの本来の意味が確認できて良かった」などのうれしいコメン
 トを多数いただいております!!

 講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
 きます。

 この機会にぜひお申し込み下さい!

【お申し込み】
 詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
 URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20130918

 注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
   ・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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 3) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス
 
 当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
 の会社・組織や労働組合を訪問し、講演いたします!

 播州弁で語るアツい口調が大好評!!

 講演日時・講演内容等は、ご希望に応じて臨機応変に対応させていただ
 きます。

 センター長自らが永年携わっていた労働組合活動をはじめ、多様な経験
 に裏打ちされたアツい話をぜひお聞きください。
 

【お申し込み】
 詳細・お申し込み方法は、下記チラシをご参照ください。
 URL:http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20130918

 注) ・講師派遣にかかる謝金、交通費はセンターが負担いたします。
   ・兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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●6.事例紹介 「WLB実現推進のための手法「TOC思考プロセス」とは」
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 相談員の岩本です。

 ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以下WLB)の伝道師と
 して、様々な企業・団体をお訪ねしています。

 “『できない』から『できる』に!”
 このスローガンを掲げ、WLB実現推進のための支援活動を開始し、4年が
 過ぎました。

 「出来ない」から「出来る」に!
 「変われない」から「変われる」に!

 声を嗄らして訴えてもなかなか進みません。

 なぜ、人は変われないのでしょうか。

 なぜ、組織は変われないのでしょうか。

 WLBやダイバーシティ&インクルージョン(下記※1参照)は、多様化し
 てきた世の中の変化に対応するために生まれてきた考え方や取組です。

 これらは、個人や組織に変化を求めますが、変化に対しては必ず抵抗が
 起きるのです。

 目の前にそびえる高くて厚い壁、しっかりと閉ざされた扉…

 以前に抵抗の6(下記※2参照)段階をお伝えしました。

 (※2)バックナンバーはこちら⇒
 【第3号】http://diversity-kitao.co.jp/backnumber/2010/08/%e7%ac%ac3%e5%8f%b7/)
 【第9号】http://diversity-kitao.co.jp/backnumber/2011/02/9th/

 WLBを推進しようとされている皆さんなら、一度は経験されたことでしょ
 う。

 そんな、私たちの前に立ち塞がる「意識の壁」や「行動の壁」といった
 抵抗を、関係者の合意を図りながら取り除いていく手法があります。

 それは「TOCプロセス」(※3)です。

 
 TOC思考プロセスは、変化に対する6つの抵抗を弱めながら、個人や組織
 の中に変化を生み出して、実行に移すための体系的アプローチです。

 変化を起こしていくためには、“何を変えるのか?“、“何に変えるの
 か?”、“どのように変えるのか?”この3つのシンプルな質問に答えな
 がら展開していくことが肝心です。

 更に、個人や組織の目的(ゴール)に向かって、変えるべきものと、変
 えないものをはっきりと区別して、“変えるべきものは何か”、“変え
 るべきものをどのように変えていくのか”、“どう変化させていくか”
 を明確にしていく問題解決手法でもあります。

 問題とは未解決の対立だと考えられます。

 そして、対立は必ず解消できます。

 そもそも対立など存在しないとの信念のもと、思いやりのある解決策を
 追求します。

 また、WLBの実現を推進していくには、その阻害要因(ワーク・ライフ・
 コンフリクト)を取り除いていかなければなりません。

 これは、仕事と生活の間に存在する対立、衝突、競合、緊張、葛藤等を
 さします。

 TOC思考プロセスは、こうしたコンフリクトやジレンマ(板挟み)を問題
 として捉えて、対立を解消するための質問をすることにより、誤った仮
 定(思い込み)を洗い出し、一切の妥協なくWin-Winの解決策を導くこと
 が出来るのです。

 つまり、WLBを実現推進していく手法として、TOC思考プロセスは最適な
 ものといえます。

 TOC思考プロセスは、私たちの身の回りに起きる好ましくない問題から、
 組織が抱える一見複雑に見える問題まで、因果関係を「論理ツリー
 (ロジックツリー)」(※4)にして視覚的に解りやすく整理し、問題
 をシンプルにとらえて解決することを可能にします。

 TOC思考プロセスの基本的な進め方は、先程の3つの質問に加えて、

 “解決のためのアイデアを実施するにはどんな障害があるのだろうか?”
 “その障害を克服するにはどうすればいいのだろうか?”
 “それを実施していくには、今から何をやったらいいのだろうか”
 
 ということを意識して進める必要があります。

 実施していく上での問題は何か?

 まず、『対応しようとしている問題を、問題とは思っていない』という
 抵抗があります。
 
 いわゆる「意識の壁」といわれるもので、「解決しなければならない問
 題は何か」について関係者の合意を得なければなりません。

 次に、『解決方針を実施することに納得しない』という抵抗です。

 所属部門の利益を優先し、全体にとって最適な解決策に同意せずに抵抗
 を示すことが見受けられます。

 “実施しようとしている解決策がマイナスの影響や障害を引き起こす”
 という認識があるからです。

 解決策の実施により、発生が予想される弊害もまた、抵抗の大きな原因
 となります。

 こうした場合は厳密な因果関係をたどり、望ましい結果が得られること
 を示さなければなりません。

 論理ツリー上で、予想される弊害はすべて出し尽くして対策が取られて
 いることを関係者と共に確認し、抵抗を示す人たちの不安を取り除くこ
 とが大事です。

 最後に、『その結果、起こることへの恐怖感』があります。

 よくある「行動の壁」です。

 これに対しては、実行計画の内容の充実を図ると共に、プロジェクトへ
 の参加意識を高めることが大切です。

 以上を簡単にまとめますと、

 ・身の回りに起きる様々な問題の根本原因を特定すること。
 ・それが問題を発生させていることを証明して解決策を導き出すこと。
 ・その解決策が問題を解消することを証明し、解決までのステップと発
  生すると予想される障害を洗い出して解決までの道筋を作り出してい
  く。

 ということです。

 WLBの実現推進に向けて組織行動変革を起こす際に大事なことは、「手法」
 ではなく「目的の明確化」です。

 企業の背景、目的に合わせてプログラムを選択し、成功に向けた活動を実施
 されることを願ってやみません。本稿がそのための一助となれば幸いです。

 皆様のWLB実現推進のためにいつでもお手伝いできるよう、多種多様な提
 案を用意していますので、センターまでご連絡ください。

 追伸…毎月プライベートでTOC思考プロセスの勉強会も開いています。
 連絡先はこちら ⇒ iwamoto@hyogo-wlb.jp

 皆様のご参加をお待ちしています。

(※1)多様な人々が活躍する組織において、各々が能力を最大限に発揮し、
    業績を向上させるというビジネス戦略の一つ
(※3)難しい問題を出来るだけ単純化し、最小の変化で最大の効果を上げ
    るために開発された手法
(※4)TOCでは、事実を因果関係で整理して、問題の全体構造を明らかに
    していく思考技法

 岩本 龍平
 プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/iwamoto/?mg=20130919

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●7.真理子のひとりごと
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 今さらながらという感はありますが、福沢諭吉氏の著書「学問のすすめ」
(もちろん、現代語訳版)を読み始めました。

 世界的に有名なこの名著、恥ずかしながら、読むのは初めてです。

 1872年(明治時代)に初編が刊行されたということですから、かれこれ
 141年前に世に出た書籍です。

 ところが、読んでみると、とても今から約140年前に書かれたものとは思
 えないほど、斬新な内容で満ち溢れています。

 まず、冒頭の、『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』とい
 う名言…この言葉だけはあまりにも有名なので前から知っていましたが、
 これは、まさに「ダイバーシティ(多様性)の尊重」を意味しているん
 ですよね。

 つまり、万人には身分上下の差別がないはずだということ。

 ただ、賢人と愚人の違いは、学ぶか学ばないかによって決まるのだ、と
 彼は書いています。

 これを読んでいて、前職時代の当時のインド人の社長が話していた言葉
 を思い出しました。

 この言葉は、彼の母親がいつも言って聞かせてくれていたとのことです。

 “You are not better than anyone else, but no one is better than you.”

 訳すと、『あなたは誰かより優れているってことではないのよ。でも、
 だからと言って、誰かがあなたより優れているってことでもないのよ』
 となります。

 意訳をすると、『あなたはあなた、あなたにはあなたしかない良さがあ
 る。誰かと自分をくらべて自分の方が優れているとか劣っているとか思
 うのはやめなさい』ってことなんですよね。

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●8.助成金のご案内
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 ひょうご仕事と生活センターでは多様な働き方を促進すべく、
 各種助成金を用意しています。
 皆様のご利用をお待ちしております。

 
 ■中小企業育児休業・介護休業代替要員確保支援助成金
  育児休業・介護休業の取得を促進するとともに、休業を取得された方
  が職場復帰しやすい環境の整備を図ることを目的として支給します。

  支給対象:
  従業員の育児又は介護休業に対し、代替要員を新たに雇用した事業主
  
  ※ただし、企業全体の従業員が300人以下で、かつ、従業員が20人以下
  (会社法で定義する株式会社等である中小企業は100人以下)の県内事
   業所において、育児・介護休業の代替要員を雇用した場合
  (派遣労働者を受け入れた場合も含む)に限る。

  支給額:
  代替要員の賃金の1/2(月額上限10万円、総額上限100万円)

 
 ■育児・介護等離職者再雇用助成金(一部支給要件を緩和)
  ☆平成25年4月1日から、非正規社員で再雇用した場合(5年以内に正規
   社員への転換を前提)も助成対象に追加
   育児や介護などが理由で退職せざるを得なかった方が、元の職場で
   再び継続的なキャリアアップができるような働き方を促進すること
   を目的として支給します。

  支給対象:
  結婚、配偶者の転勤、妊娠、出産、育児、介護により離職した従業員
  を、①正規社員、②短時間勤務正規社員及び③非正規社員(5年以内に
  正規社員への転換を前提)として再雇用した事業主
  
  ※ただし、企業全体の従業員が1,000人以下の企業において育児や介護
   など理由により離職した者を、離職後1年以上6年未満の間に同一企
   業の県内事業所で再雇用した場合に限る。

  支給額:
  1.正規社員 50万円、2.短時間勤務正規社員 25万円、3.非正規社員 20
  万円(いったん非正規社員で雇用し、正規社員等へ転換した場合は、
  転換時、その差額分を追加支給します。詳しくはセンターまで。)

 ■仕事と生活の調和推進環境整備支援助成金(新規)
  ☆「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」宣言企業対象
   女性や高齢者などさまざまな人材の就労や、育児・介護等と仕事の
   両立を支援するために職場環境整備を行った事業者に支給します。

 [例えば]
  ●女性や高齢者の労働者のための専用施設整備や安全対策等を実施
  ●在宅勤務などに対応するためのシステム構築及び機器等の整備
  ●子育て期の従業員のための託児スペース、授乳室、搾乳室等の整備
  ●育児休業や介護休業取得者の復帰支援のためのシステム構築及び機器等
  ●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的とした社内イントラの整備
  ●ワーク・ライフ・バランスの推進を目的としたタイムマネジメント
   システムの構築  など

  支給対象:
   従業員が300人以下で、「ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言」
   を行った事業者

  支給額:
  対象経費の1/2以内(上限100万円)

  詳細については、こちらのリンクをご参照ください。
  → http://www.hyogo-wlb.jp/sesaku/?mg=20121115

  その他、ご不明な点は、当センターまでお問い合わせください。
  TEL:078-381-5277(ひょうご仕事と生活センター 午前9時~午後5時)

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●9.関係機関からのお知らせ
  ~内閣府:働き方を変えて、世界を変える!第2回「カエルの星」を
   募集しています!~
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 内閣府では、企業や団体等の組織(部・課・班・チームなど)単位で、
 日々の業務を見直し、効率化を図り、WLBの推進に成果をあげた取組事例
 を広く募集しています。

 好事例を「カエルの星」として選定し、WLBに取り組まれ、その必要性を
 感じられている企業・団体に向け情報を発信し、WLBの更なる実現推進に
 役立てます。

【応募締切日】 平成25年11月15日(金)
【お申し込み方法】
 内閣府仕事と生活の調和HPにある応募フォームに必要事項を送信、また
 は、応募書類を下記URLよりダウンロードし、必要事項を記載し、郵送し
 てください。

 応募フォームおよび応募書類ダウンロードはこちらから
 ⇒ http://wwwa.cao.go.jp/wlb/change_jpn/kaeru_hosi.html

 ※ 好事例を「カエルの星」として認定し、大臣名による認定書を交付
   いたします。

 詳細については内閣府仕事と生活の調和ホームページでご案内しています。
 ⇒ http://wwwa.cao.go.jp/wlb/

 【お申し込み・お問い合わせ先】
  〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
        内閣府 男女共同参画局 仕事と生活の調和推進室 
        Tel:03-3581-1812
        Fax:03-3592-0408

 

─<編集後記>───────────────────────────
 
 皆様、第40号はいかがでしたか。

 本メールマガジンは、センター開所1年後の2010年6月から配信をスター
 トし、本号で40号を迎えました!!

 初回配信から、メルマガ全体の編集や、編集後記の執筆を担当していま
 す。
 
 500文字程の編集後記ですが、毎月、何かを書くという業務は私にとって
 は一大仕事です。

 何度、回を重ねても、配信までの道のりはヒヤヒヤもので、スタッフや
 関係各位の皆様のご協力のもと、無事に配信が終わるたびに安堵感で一
 気に肩の荷がおります…。
 (だからこそ、私にとっては、一つの業務の“ハリ”になっています。)

 編集後記では、業務にかかわらず自由な内容を書いていますので、日頃
 から何かネタは無いかと意識的に探したり、何か起こった場合は『編集
 後記用に心に留めておこう!』と、気に掛けたりするようになりました。

 また、バックナンバーを読み直してみると、その時、自分がどのような
 ことを感じ、記事にしていたか、当時の心情がよみがえり、今とはまた
 違った感じ方や捉え方をしていたことに気づき、なかなか面白いと思い
 ます。

 『文章を書くことが苦手だからどうしよう、何を書こう…』と、正直、
 悩みの種でしたが、ここ最近は少しですが苦手意識が克服出来たような
 気がしています。

 自分にとって良い成長の機会であったと感じています。

 50号まであと少し、私自身も編集後記執筆を楽しみながら、本文では引
 き続き、WLB実現推進において、少しでも皆様のお役に立てる情報を配信
 してまいります。

 今後とも、ご愛読の程、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 川村愛子
 プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kawamura/?mg=20130919

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