メルマガ3月号(第22号)

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「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
~センタースタッフ奮闘記~

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ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
フォロー等の支援を行っています。

個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
どうぞ、お楽しみください!!

尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
お手続き願います。

登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20120315

※当メルマガは毎月第3木曜日に必ず配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

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第22号
発行日:2012年3月15日木曜日(月刊)
発行 :財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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1.はじめに
2.相談員による調査・講演依頼のご案内
3.事例紹介 「今年の目標」
4.北尾真理子のコラム 「真理子のひとりごと」

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●1.はじめに
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少子高齢化社会の中、せっかく産まれて来た子どもたちを無事に成長さ
せることは私たち大人の責任だと思いますが、残念ながら世間では痛ま
しい事件が後を絶ちません。

親が我が子を手にかけるという悲しい事件です。

それぞれの家庭にどのような事情があったのか、知る由もありませんが、
メディアによる報道から知り得た情報をもとに、私なりに考えてみました。

ある事件は、妻の実家近くに住んでいた家族が新居を建て、転居先の新
興住宅地で起きたようです。

夫は仕事で家を1週間単位で空けがちという中、まだ幼い上の子どもと
少し障がいのある下の子どもの2人と日々たった1人で向き合わざるを
得なかった妻の孤独を感じます。

夫は単身赴任、育児休業中の妻が、出産後、実家で両親と同居している
際に起きた事件もありました。

母子家庭で幼児2人が自宅に放置されたために餓死してしまったという
悲しい事件もありました。

まだ記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

もちろん、すべてのケースが当てはまるとは限りませんが、仕事と育児
あるいは仕事と介護の両立をされている方が、このような事件を起こさ
れたという話はあまり聞いたことがありません。

以前、当センターが主催した公開セミナーで、仕事と育児の両立をしな
がら、管理職として活躍している女性営業社員の方、お二人にお話しい
ただく機会がありました。

どちらの方も同様に話されていたことで印象に残っていることがありま
す。

それは、自分にとって仕事と育児という二者は分かちがたいものだとい
うことです。

子育てによるストレスを仕事で忘れることができ、逆に仕事によるスト
レスを子どもと接することで癒すことができる、子どもと毎日朝から晩
まで一緒に過ごすことになったら、どれだけ甘やかして育ててしまうこ
とになるか不安、自分たちにとって、仕事か子育てのどちらか一方しか
ないという生活は考えられないことだと話されていました。

育児経験のある友人に子育てがいかに大変か聞いたことがあります。

「ちょっと待って」という言葉も通じない、こちらの都合などまったく
お構いなしにいつでもどこでも泣きわめく、それがいつ起きるかわから
ない、ある時、洗濯物を畳んでいる時に、子どもも畳んで引き出しにし
まえたらと、ふと思ったこともあるそうです。

それだけ大変な子育て期に、母親がたった1人で向き合うことには限界
があるのではと思います。

一番身近で一緒に子育てに取り組んで欲しい人は、子どものもう1人の
親である夫ではないでしょうか。

その夫が、その時期、そばに居ないという状態はできるだけ避けるべき
だと思います。

「そんなこと言われても、仕事のためには止むを得ないじゃないか。こ
うして働いているから妻子も養えるんだ」と反論する方もおられるかと
思います。

でも、その結果、こんなに悲しい事件が起きる可能性があるのです。

それでも、そういう夫たちは働き方を変えようとされないのでしょうか。

もしかしたら、『そばに居られない』のではなく、『そばに居ようとし
ない』自分がいたのではないでしょうか。

アパショナータInc.代表でワーク・ライフ・バランスやダイバーシティ
専門のコンサルタントであるパク・スックチャ氏も「男性の働き方が変
わらない限り、女性の社会進出も難しいし、少子化にも歯止めがかから
ない」と言われています。

こういう不幸な事件を他人ごととして流すのではなく、一つのきっかけ
として働き方を変えてみようと思われる方が増えて来ることを願って止
みません。

当センターのメルマガをご愛読いただいている皆様からのご意見、ご質
問等をお待ちしております。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20120315

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●2.相談員による調査・講演依頼のご案内
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1) ワーク・ライフ・バランス推進のためのネットワーク強化事業

今年度より、センターの“実践力”である相談員の相談・実践支援活動
や、その関連業務を調査・分析し、理論化する仕組みづくりと、研究機
関等とのネットワークづくりを行い、WLB実現推進への取り組み活動の一
層の推進を図る事業がスタートしました!!

仕事と生活のバランスに関する企業研究やレポート発行を行います。
詳細につきまして、はひょうご仕事と生活センターHPをご参照ください。

仕事と生活のバランス 夏号
URL:http://www.hyogo-wlb.jp/pdf/usr/default/4J8-b-75bY-3.pdf

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2) 北尾真理子と学ぶダイバーシティとワーク・ライフ・バランス

当センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社を訪問し講演いたし
ます!

参加者の皆様から「ワーク・ライフ・バランスの、本来の意味を再確認
できて良かった」などのうれしいコメントを多数いただいております!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。この機会にぜひお申込み下さい!

【お申込み】
詳細・お申込みにつきましては下記ホームページをご参照ください。
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20120315

注) 1. 講師派遣にかかる謝金、旅費はセンターが負担いたします。
2. 兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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3) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス

当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
の会社や労働組合を訪問し、講演いたします!

播州弁で語るアツい口調が大好評!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。

永年携わっていた労働組合活動をはじめ、多様な経験に裏打ちされたア
ツい話をぜひお聞きください。

【お申込み】
詳細・お申込みにつきましては下記ホームページをご参照ください。
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20120315

注) 1. 講師派遣にかかる謝金、旅費はセンターが負担いたします。
2. 兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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●3.事例紹介 「今年の目標」
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少しでも人のために、地域のために役に立ちたいという思いを胸に、ワ
ーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和、以下WLB)実現推進活動を
展開する当センターの相談員として参画してはや2年あまり、このメルマ
ガにも4回目の登場となります相談員の村上です。

石の上にも3年ということわざがありますが、私自身もWLBに関わり3年目
を迎え、少しでも進歩したかなと自問自答しながら新たなスタートを切
ろうとしている今日この頃です。

昨年は、自分自身の目標を「説得力の向上を図る」と決め、企業訪問に
全力を尽くしてきましたが、訪問先ではまだまだ「WLBとは何?」、「WLB
の目的は残業しないで早く帰ること?」、「WLBを実現させると仕事がお
ろそかになるのでは?」といった質問が多々出されます。

2年前と比較し、WLBに対する認識は相当進んできていると感じる半面、
先ほど述べたように多少の知識を持った方よりも誤った認識を持った方
のほうが、それ以上に多いのが現状です。

そういった方々に、まずWLBの根底を理解していただき、本来の目的であ
る働きがいのある組織、働きやすい組織へと変わっていただきたい、変わ
るために行動していただきたい、その気になっていただきたい、と願い、
今年の目標を、「より一段と説得力の向上を図ること」と決めました。

最近訪問した企業の事例をご紹介します。

近年、訪問先の企業からはメンタル不全の問題に関するご相談内容が非常
に増えています。

某外部相談員と同行した時の実践支援の場で、実際に出た話です。

その企業ではメンタルに問題がある社員が複数存在し、同社としては、管
理職が研修に参加したり、相談窓口を作って当事者の話を聴こうとしたり
しているが、それでもメンタルダウンの社員の数は一向に減らないとのこ
と。

同社の相談・実践支援を担当した外部相談員は、「管理職の方はコミュニ
ケーションの研修を受講されたのでしょう。研修でメンタル不全の実態を
知ることはもちろん必要ですが、それを防ぐために何をする必要があるか
を知って、そういったことが起こらないような仕組みづくりをすることが
一番大切ですよ。メンタル不全が起こる要因は上司である場合が多く、上
司に相談しにくい、上司と話しにくいなどといった真の問題点をそのまま
にし、表面的なコミュニケーションを取るだけといった対症療法では解決
は難しい」と指摘しました。

このような課題を解決するためには、「メンタル不全にならないためのコ
ミュニケーション研修で理解を深めるとともに、さらに話しやすい、風通
しの良い組織にするための仕組みづくりをするという両サイドからのアプ
ローチが必要ですよ」とも説かれました。

この仕組みづくりには、経営者にも関与していだだくことが必要となりま
す。

極端な例としては、メンタルヘルスに問題を抱える社員が出た場合は、問
答無用で上司の責任とし、必要であれば、その上司をいったん、当該社員
を監督する立場から外すという仕組みをつくられている会社も実際にあっ
たそうです。

私自身、今まではメンタル不全を防ぐための研修としては、風通しの良い
組織づくりのためのコミュニケーション研修しか頭に思い浮かばなかった
のですが、仕組みを変えるためのお手伝いの重要性についても、改めて気
付かせていただき、大変良い勉強になりました。

この企業のように、過去にコミュニケーションを良くするための研修を受
講し、理論としては理解されていても、依然として状況が改善しないとい
うケースもまだ多いのではないでしょうか。

企業や団体の皆様の取り組みを、本当に効果あるものとしていただくため、
社員・従業員の意識改革とあわせて、実際に組織が変わるための仕組みづ
くりについても、知恵を絞ってお手伝いさせていただきたいと思います。

昨今の経済環境の厳しい中,訪問時には貴重な時間をいただく訳ですから、
より短時間でWLBの必要性を知っていただくためには、さらに、的確な説得
力が求められるのではと感じます。

そのためには、内部相談員チームのモットーである、「日々勉強」をし続
け、自分を高め、より一段と説得力の向上を図りたいと思っています。

訪問先企業や団体における、WLBの実現が少しでも推進出来るよう、
“「出来ない」を「出来るに」”の精神で行動していただくために、今年
一年、引き続き力一杯活動していきます。

皆様、近いうちにお目にかかりましょう。

村上利通
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/murakami/?mg=20120315

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●4.北尾真理子のコラム「真理子のひとりごと」
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職場で見せる涙については賛否両論あるようです。

職場で泣くのは、感情的になっているということだから良くないという
意見もあります。

でも、職場で感情的になるのはいけないことなのでしょうか。

仕事に熱中して夢中になること、
失敗して悔しい、情けない、と思うこと、
成功して嬉しい、幸せ、と思うこと、
裏切られて腹立たしい、悲しい、と思うこと、
うまく行くかどうか不安に思うこと、

これらはすべて、素直な感情のあらわれではないでしょうか。

その結果、悔し泣き、嬉し泣きということが起こってもよいのではない
でしょうか。

人は感情の生き物です。
悲しい時に泣く、
嬉しい時に笑う、
腹が立った時に怒る、

すべて、自然なことです。

笑ったり、怒ったりするのはいいけど、泣くのはダメ、というのは矛盾
しているように思います。

仕事をする私たちは、企業人である前に、感情をもつ人間です。

職場では本当の自分を隠さないといけないのでしょうか。

テレビのインタビューなどで、感極まって泣き出す人もいます。

そういう時、ほとんどの人が、「すみません」「ごめんなさい」などと
泣き出したことに対して謝ります。

公的な場で泣くことはいけないことだという先入観が、この行為に現れ
ていると言えます。

かつて外資系企業に勤めていた時、職場で感極まって泣いてしまったこ
とがあります。

アメリカ人の上司を前に、“I’m sorry (すみません)”と謝る私に、
上司がかけてくれた言葉を思い出します。

“Don’t be sorry. You can cry any time.”
(謝らなくていいし、いつ泣いてもいいんだよ)という言葉でした。

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皆様、メルマガ第22号はいかがでしたか?

ちょうど1年前「これが年度内ラストの配信か~」」と思いながら執筆し
たことがつい最近のことのように思えます。

あれからあっという間に1年が経過しました。

この1年、皆様にとってはどんな年でしたか?

センターでは、今年度も県内の様々な企業・団体様に相談員が訪問させて
いただき、ワーク・ライフ・バランスの実現推進に向けて、センターのご
紹介や、相談・実践支援、研修の企画提案・実施やアフターフォローとい
った、働きやすい職場環境づくりに向けて様々なお手伝いをさせていただ
きました。

また、今年度はセンターをご利用いただきました方々を対象に初のアンケ
ートによる満足度調査を実施し、「活用して良かった」とのお声をたくさ
んいただき、開設後の約3年間の活動を振り返るための貴重な機会をもて
ました。

その他にも、相談・実践支援事業の一環として実施した公開セミナーや最
先端企業見学ツアーなど、数々の行事を通して、少しでも皆様にとってワ
ーク・ライフ・バランスやダイバーシティが身近なものと感じていただく
ことができたとしたら幸いです。

来年度からは更にパワーアップをし、今まで以上に多種多様な観点から企
画提案やアドバイス、情報発信等をさせていただきたいと思っております。

新イベントも企画していますので、どうぞお楽しみに!!

来年度もひょうご仕事と生活センターをどうぞよろしくお願いいたします。

川村愛子

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財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

ご意見、ご要望はこちらのアドレスまで、ドシドシお寄せください。

お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
ホームページ  http://www.hyogo-wlb.jp/?mg=20120315
ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20120315

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