メルマガ12月号(第19号)

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「仕事」と「生活」の相乗効果が個人と組織をハッピーに!!
~センタースタッフ奮闘記~

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ひょうご仕事と生活センターで相談・実践支援事業を受託しております
株式会社ダイバーシティオフィスKITAO代表の北尾真理子です。

私たちは日々、ダイバーシティ(多様性)を推進し、ワーク・ライフ・
バランスの実現に向けて、企業様への訪問活動やセミナー実施、
フォロー等の支援を行っています。

個人や組織の幸せ実現への活動支援を行う奮闘記を配信いたします。
どうぞ、お楽しみください!!

尚、今後このメールがご不要の方は、お手数ですが、下記配信解除より
お手続き願います。

登録・メールアドレスの変更、解除はホームページから
アドレス http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20111215

※当メルマガは毎月第3木曜日に必ず配信しています。
配信されなかった場合はお手数ですが、センターまでご連絡ください。

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第19号
発行日:2011年12月15日木曜日(月刊)
発行 :財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
(当センターは兵庫県からの委託事業を行っています)

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1.はじめに
2.相談員による調査・講演依頼のご案内
3.事例紹介 「平成23年度 最先端企業見学ツアーレポート」
4.北尾真理子のコラム 「真理子のひとりごと」

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●1.はじめに
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ダイバーシティ(多様性)やワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の
調和、以下WLB)に関する研修やコンサルティングをしていてよく言われ
ることがあります。

『意識改革が大切だと言って、当社でも社員の意識改革をはかるための
様々な取り組みをしていますが、残念ながら、なかなか行動につながら
ないのです』というご意見です。

研修をするたびに、『行動が変わらない限り、意識が変わったとは言え
ません』とお話しています。

行動を変えるためには意識改革が必要不可欠ですが、意識を変えようと
思っていてもなかなか行動までは変えられない方が多いようです。

生物学的に見ても、『変わる』ことは勇気がいることだそうです。

生物は、自分が『変わる』ことによって危険な目に遭う可能性があるか
らかもしれません。

けれども逆に『変わらない』ことによって危険な目に遭うこともあるは
ずです。

特にWLBの実現推進の観点からは、働き方を変えないことで心身を危険
にさらす可能性が大いにあります。

今までとは違う行動を起こすためには、まず決断することが必要です。

『決断』という言葉は『決めて断つ』と書きます。
決めることは簡単かもしれませんが、今までしていたことをやめる(断
つ)という行為にはかなり勇気が要ります。

つまり、決断には多大なエネルギーが必要だということです。

WLBに不調をきたすと、エネルギーが失われてしまいます。

あまりにも長い間、仕事中心で生きてきてしまったがために、そのよう
な生活を変えるという行動を起こすために必要なエネルギーが枯渇して
しまうのです。

そして、ようやく生き方を変えたほうが良いのだということに気づき、
変えたい、さぁ変えようと思っても、いざという時に必要なエネルギー
が備蓄されていないということになります。

まさに悪循環です。

前職時代では、『どこか変えられる部分はないか』と事あるたびに言わ
れました。

毎年行われる慣例行事でも、担当者が交代する、しないにかかわらず、
去年のやり方から変えられる部分はないかとよく上司から訊かれたもの
です。

去年とやり方を変えるということは、決して今までのやり方を良くなか
ったと否定する意味ではありません。

今までのやり方も十分良かったのだけれども、刻一刻と環境や状況が変
化している中で、さらに現状に即したベターな(より良い)方法を取り
入れるべきだという意味です。

『何かを変えるためには大量のエネルギーが必要』という事実が大前提
の上で、『チェンジ・マネジメント』という研修プログラムもあり、受
講者たちは、人が変化に直面した際の気持ちの推移や変化に対応するた
めの効果的な方法を学ぶことができました。

『変わることによって危険な目に遭う可能性がある』と書きましたが、
働き方を変えることによって発生し得る危険とはどのようなものでしょ
うか。

逆に、『変わらないことによって発生し得る危険』に目を向ける必要も
あるのではないでしょうか。

今の働き方を続けていると、心身に不調をきたし、自分が本当に大事に
したい役割を大事にできず、その結果、残りの人生を後悔と自責の念で
過ごすことになる可能性はないでしょうか。

簡単なことで構いません。

目に見える行動を何か一つでも変えてみませんか。

WLBの研修の際、時間的に余裕のある場合は、受講者の方たちに「気づき
シート」に記入をしていただくことがあります。

その日、研修を受けて感じたことと、それをもとに、今後「始めること」
「やめること」そして、これからも「続けること」を書いていただきます。

その場合、必ず目に見える行動を書くようにとお願いします。

『WLBの実現に向けて努力をしようと思う』と書かれても、それは目に
見える行動ではないので書き直していただきます。

『業務効率を上げるために、しなくてもよい仕事を見つけて書き出す』
というのは具体的で目に見える行動なのでOKです。

今から変えられる目に見える行動はありませんか。

何か一つでも行動を変えてみましょう。

そして、短い人生、できるだけ悔いのないように過ごすようにしてみま
せんか。

最後にこの場をお借りして、今年一年間のセンターへのご愛顧に感謝し、
スタッフ一同、心からお礼申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願いいたします。
皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

北尾真理子
ひょうご仕事と生活センター 主任相談員
株式会社 ダイバーシティ オフイス KITAO代表
ダイバーシティ コンサルタント
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kitao/?mg=20111215

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●2.相談員による調査・講演依頼のご案内
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1) ワーク・ライフ・バランス推進のためのネットワーク強化事業

今年度より、センターの“実践力”である相談員の相談・実践支援活動
や、その関連業務を調査・分析し理論化する仕組みづくりと、研究機関
等とのネットワークづくりを行い、WLBの取り組みの一層の推進を図る
事業がスタートしました!!

仕事と生活のバランスに関する企業研究やレポート発行を行います。
詳細につきましてはひょうご仕事と生活センターHPをご参照ください。

仕事と生活のバランス 夏号
URL:http://www.hyogo-wlb.jp/pdf/usr/default/4J8-b-75bY-3.pdf

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2) 北尾真理子と学ぶダイバーシティとワーク・ライフ・バランス

センター主任相談員の北尾真理子が、あなたの会社を訪問し講演いたし
ます!

参加者の皆様から「ワーク・ライフ・バランスの、本来の意味を再確認
できて、良かった」などのうれしいコメントを多数いただいております!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。この機会にぜひお申込み下さい!

【お申込み】
詳細・お申込みにつきましては下記ホームページをご参照ください。
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/kitao/?mg=20111215

注) 1. 講師派遣にかかる謝金、旅費はセンターが負担いたします。
2. 兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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3) 北条勝利と学ぶワーク・ライフ・バランス

当センターのセンター長である北条勝利及びセンター相談員が、あなた
の会社や労働組合を訪問し、講演いたします!

播州弁で語るアツい口調が大好評!!

講演日時・講演内容等は、ご要望に応じて臨機応変に対応させていただ
きます。

永年携わっていた労働運動をはじめ、多様な経験に裏打ちされたアツい
話をぜひお聞きください。

【お申込み】
詳細・お申込みにつきましては下記ホームページをご参照ください。
http://diversity-kitao.co.jp/event/2010/11/hojo/?mg=20111215

注) 1. 講師派遣にかかる謝金、旅費はセンターが負担いたします。
2. 兵庫県内の事業所で開催するものに限らせていただきます。

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●3.事例紹介 「平成23年度 最先端企業見学ツアーレポート」
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センター常勤スタッフの桑原です。

普段はデスクワーク中心ですが、先月の11月21~22日、当センター主催
の最先端企業見学ツアー『チャレンジする企業から学ぶワーク・ライフ
・バランス~トップメッセージが会社を変える!~』に同行しました。

県内の企業経営者、労働組合役員、一般社員の方々などとスタッフを含
めた総勢29名で1泊2日の見学ツアーに行ってきました。

訪問先は広島県の食品産業総合機械及び食品の製造販売業のS社、岡山
県の教育事業、生活事業のB社の2社。ツアーの様子と所感を報告いたし
ます。

初日のS社には昼頃に到着し、社員食堂で昼食を済ませた後、副社長の
講演が始まりました。

米がいかに素晴らしい食品であるかというお話のあと、トップメッセー
ジにより社員・会社が変わってきたこと、ワーク・ライフ・バランス
(仕事と生活の調和、以下WLB)の取り組みなどをお話しいただきました。

印象的だったのは、仕事と家庭を車の両輪に例えられ、どちらも大切に
しなければ蛇行運転してしまい、前に進まないというお話。
仕事を早く終えてプライベートを充実させるために、全社員との面談を
計画し、現在までに約50%は終了されたとのことでした。

また、定時退社日も月・水・金及び給料日と決められていて、2年後には
「毎日定時退社にしたい」とのことでした。

残業代の減少分は人件費として社員に還元されるとのことで、定時退社
をしても収入は減らないという、まさに今後もWLB実現推進の先頭を走る
企業になりそうです。

続いて人事部長の講演があり、同社がWLB実現推進活動に取り組んでき
た経緯と企業表彰を受けるまでのお話や、社内保育所開設時のご苦労話
もうかがいました。

休日や給料面を考慮した男性育児休業制度の導入に尽力され、女性社員
の育児休業と復帰後の継続雇用にも力を入れ、労働組合とも良好な関係
を築かれています。

執行役員でもある人事部長の、気さくなお人柄と社員の思いを先取りさ
れる行動力があって、それぞれうまく実現されたとの印象を受けました。

2日目はB社を訪問し、人財部ワークライフマネジメント推進担当課長の
お話をうかがいました。

こちらの会社では女性社員比率が6割近くあり、設立当初から女性の採用
と育成に力を入れられています。

社員を人財ととらえ、法制度がない中でもWLB実現策を先取りされて、
育児休職制度や再雇用制度なども整備されてこられたとのことでした。

女性優遇ではなく男女平等という考えでWLBを推進され、2008年には均
等両立推進企業表彰厚生労働大臣最優良賞を受賞されました。

B社のWLB実現推進の前提は、処遇に相応な付加価値の高い仕事を遂行す
ることにより、自らのWLBをマネジメントすることだそうです。

そのため在宅勤務や特別休暇、介護休職制度といった制度面も充実し、
常に現行法令制度より先に行くことを心がけていらっしゃるという印象
でした。

男性の育児休職は乳幼児の時だけでなく、少し成長して父親教育として
の期間にも取得できれば助かると、その場で実際に育休を取得された男
性社員からの提案もあり、なるほどと思いました。

また、子どもには両親の働いている背中を見せる事が大事とのお話もあ
りました。

まず、社員としての役割と責任を果たすことで、組織全体でWLBを実現
し続ける事ができ、企業としても成果を上げるのだという強い会社の意
志を感じました。

両社を見学し、やはり「トップの強い意志」がWLB実現推進には欠かせ
ないということを改めて認識した学びの多いツアーでした。

桑原昭義
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kuwahara/?mg=20111215

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●4.北尾真理子のコラム「真理子のひとりごと」
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ある女性から聞いた話….。

その方は、他社で働く夫と協力しながら、高1の息子さんと小5の娘さん
を育てながら、長年、両立勤務をされています。

まだ子どもさんが小さかった頃、もし子どもが泣いて仕事をやめて欲し
いと言ったら、その時はいつでも辞める覚悟はしていたとのことです。

幸い、そんなことは一度もなかったそうですが…。

家事や育児と仕事、あるいは介護と仕事の両立をし続けるためには、様
々な「覚悟」が必要だということをその方から教わりました。

まず、本人が仕事を辞めないという覚悟をし、次に、上司や家族が、彼
女に仕事を辞めさせないという覚悟をする。

突然、仕事を抜けることになったとしても出来るだけ周りに迷惑をかけ
ないで済むような働き方を常日頃から心がけておく覚悟。

業務効率を高められるように、思い切って仕事の仕方を変えようとする
覚悟。

いざという時には、他者に頼ったり、お金をかけることで課題を解決す
ることをいとわない覚悟。

完璧主義に支配されて自己嫌悪に陥らないように、抜ける時には適度に
手を抜く覚悟。

覚悟 ―― 辞書には、『危険なこと、不利なこと、困難なことを予想
して、それを受けとめる心構えをすること』という意味のほかに、仏教
用語として『迷いを脱し、真理を悟ること』という意味も書かれていま
した。

人生では、様々な場面で覚悟する必要がありますが、ワーク・ライフ・
バランス実現推進の過程においても同様に様々な覚悟が必要だというこ
とです。

人は、人生において、覚悟を繰り返すことによって、より大きく成長し
ていけるのかもしれませんね。

覚悟 ―― この響き、私、結構好きです。

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皆様、第19号はいかがでしたか?

今年もあと2週間ほどで終わりです。

やり残したことが無いか、年内にここまではしておきたい!と、年の瀬
は何だか気持ちがバタバタし、せわしない気持ちになります。

さてこの1年間、センターではWLB実現推進に向けた様々な行事を行いま
した。

仕事と生活の調和を大切にしながら女性が営業社員として働き続けるた
めの『女性営業社員活躍推進セミナー』や、育児・介護と仕事といった
両立社員を部下に持つ管理職を対象とした『管理職セミナー』、自社を
働きやすい会社へと変えたトップの方をお招きしました。

また、独自の取り組みや工夫されたポイント等をご講演いただいた
『ひょうご仕事と生活のバランス推進フォーラム』に、組織内WLB推進
担当者を対象としたWLBの基礎・実践を学ぶ『丸ごと実践WLB講座』。

仕事と生活の調和を実現し、社員・職員が活き活きと働いておられる企
業・団体を表彰する『ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰』、先進
的な両立支援施策を導入・実践されている県外企業を訪問し、そのノウ
ハウを学ぶ1泊2日の『最先端企業見学ツアー』等、多くの方々にご協
力いただきながら実施できたことがたくさんあり、スタッフにとっても
新たな学びが得られた1年間でした。

来年も少しでも多くの方たちにWLB推進活動の導入・実践・定着に向けた
支援をさせていただけましたら幸いです。

2012年もひょうご仕事と生活センターをどうぞよろしくお願い申し上げ
ます。

川村愛子
プロフィール:http://diversity-kitao.co.jp/staff/kawamura/?mg=20111215

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財団法人兵庫県勤労福祉協会 ひょうご仕事と生活センター
株式会社 ダイバーシティ オフィス KITAO

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お問い合わせ  info@hyogo-wlb.jp
ホームページ  http://www.hyogo-wlb.jp/?mg=20111215
ブログ     http://diversity-kitao.co.jp/?mg=20111215

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